2015年1月13日火曜日

tea party-3

  • <Tea(3)-01:並アマのスイング理論>
    ・・・
    Ad:実効性のある「体系化された並アマ用スイング理論」の構築が超難問であることを<Tea(2)>でお話しました。
    ・・・
    Gf:イメージ的には「並アマ用理論」よりも「プロ用理論」構築のほうが難しそうですけどね。
    ・・・
    Ad:「理論の受け手(audience)の性質」が難易度に影響します。
    ・・・
    Gf:・・・???・・・
    ・・・
    Ad:簡単にいえば理論audience のスペクトラムが
    「特別のゴルフの才能はなく、運動神経も体力も普通の並アマ」から
    「才能と身体能力に少し恵まれたシングルグループ」を挟んで、
    「才能と身体能力に恵まれたプロ」にまで分布するということです。
    ・・・
    Gf:それは理解できます。
    ・・・
    Ad:才能と身体能力のレベル別にaudience を 2 群に分類します。
    ・・・
    Gf:<Tea(2)- 06>で話題になった、自力ではスイング骨格を構築しきれない並アマグループと曲がりなりでもスイング骨格を構築する能力を持つシングルグループですか?
    ・・・
    Ad:はい。お話を進める上での重要事項の一つです。
    ・・・
    Gf:他の重要事項は?
    ・・・
    Ad:「スイングプログラム」、「解剖・運動生理」、「錐体路・錐体外路」は必須です。
    ・・・
    Gf:解説してください。
    ・・・
    Ad:では「スイングプログラム」から・・・
    「4軸構造」本編ではゴルフスイングを3相7ブロックに分け、それぞれのブロックを「プログラム形式」で表現しています。
    ・・・
    Gf:「プログラム形式」とは、馴染みがなくて取っ付きにくいですね~
    ・・・
    Ad:これまでに並アマのスイングに関連して、並アマが実行可能な、クラブシャフトとヘッドの物理的特性とヒトの解剖・運動生理に適合し「最小限の感性と筋力」で構築したスイング「イデアル」の概念を提示しました。
    「プログラム形式」は「イデアル」を意識したスイング表現です。
    ・・・
    Gf:ふ~ん。
    ・・・
    Ad:「4軸構造」では現在のスイング集合を種々のプログラムの集合、ゴルファー群を性能の異なるパソコン群に対比しています。
    ・・・
    Gf:なるほど、ゴルファーというパソコン上でプログラムが走ってスイングが出力される・・・みたいな感じ?
    ・・・
    Ad:そんな感じです。
    ・・・
    Gf:audience の 2 群はパソコンの性能差に対応するわけか・・・
    ・・・
    Ad:はい、パソコンの搭載 OS の性能差と考えるとよいかもしれません。
    ・・・
    Gf:それじゃ~並アマ・パソコンは通常能力の OS 上を基本的なプログラムを走らせ基本的なスイングを出力する・・・ってとこかな?
    ・・・
    Ad:イエス! それを「イデアル」と呼ぶ。
    ・・・
    Gf:ではでは、シングル・パソコンは高性能 OS 上を高度なプログラムを走らせプロ的スイングを出力する・・・ってことですね。
    ・・・
    Ad:はい、シングル・パソコンは多少の欠陥をもつプログラムでも力ずくで走らせてしまったりするので・・・扱いにくいのですよ。
    ・・・
    Gf:なんか、抽象的な話で掴みどころがなくなったような気がします。
    ・・・
    Ad: 具体的に要約すると、
    「シングルグループは才能に乗ってプロ的スイングを力勝負で表現する傾向があるので普通の才能の並アマグループは(シングルグループの真似をしないで)無理のない基本的なスイングを目指しましょ」・・・・です。
    ・・・

    <Tea(3)- 02:並アマのスイング理論(2)>
    ・・・
    Gf:「並アマ用スイング理論」が難問である話からズレましたね。
    ・・・
    Ad:すみません
    ・・・・ゴルファーパソコンとスイングプログラムについてもう少し話を続けます。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:ゴルファーをパソコンに例えた場合、シングルグループと並アマグループでは演算速度、Memory の容量には大差なくOS の機能に差があると考えています。
    ・・・
    Gf:説明してください。
    ・・・
    Ad:演算速度はヒトの思考速度、Memory の容量はヒトの記憶容量であり、レベルが一桁も二桁も違うということは基本的に起こりえません。
    ・・・
    Gf:OS 機能の差はどう成立しますか?
    ・・・
    Ad:シングルグループの感性や才能は優れているが、並アマのそれは普通レベルであるのが理由・・・・ということですかね。
    ・・・
    Gf:・・・
    ・・・
    Ad:・・・♯・・・・♭・・・
    突然ですが、最近のパソコンは「非常に、お利口ちゃん」です。
    ・・・
    Gf:・・・・一世代まえと比べると高性能ですね。
    ・・・
    Ad:ちょっとマニアックなプログラムでも入力すると(自分で)必要な環境整備をして、それなりに出力しちゃうじゃないですか。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:ゴルファーパソコンに入力するゴルフスイングの技術論として
    ①「上半身のネジレのエネルギーをクラブに伝える」
    ②「プレーン上のクラブヘッドの動きを意識すれば、身体の使い方が具体的になる」
    を取りあげて話を進めましょう。
    ・・・
    Gf:よく見かける技術論ですね。
    ・・・
    Ad:感性と才能でパワーアップしたOS 搭載のシングルパソコンであれば、①&②の技術論を入力すれば「それなりのスイング」を出力することができるが・・・・
    ・・・
    Gf:通常性能のOS を搭載した並アマパソコンは①&②の情報が適正処理できず「不安定なスイング」しか出力できない・・・・かな?
    ・・・
    Ad:①&②の情報を並アマパソコンで適正に処理するには
    ①;解剖・生理に適合し、「上半身のネジレ」と身体運動全体の相互関係を明確にしたプログラムへの変更が必要。
    ②;少なくともクラブヘッド運動とクラブ重心運動の相互関係の解析をおこなう事、確実にプログラムを走らせるにはクラブの物理的特性(シャフトのタワミ等)を検討することが必要・・・・・と考えます。
    ・・・
    Gf:う~ん、難解ですなぁ~
    ・・・
    Ad:さらに並アマパソコンが出力する「スイング」の評価基準として「スイング標準形」が必要です。
    ・・・
    Gf:・・・・「イデアル」ですね。
    ・・・
    Ad:自力ではスイング骨格を構築しきれない普通の並アマが利用できる
    「クラブの物理的特性と解剖・生理に適合し、最小限の感性と筋力で構築した実践使用に耐えられるスイング標準形(イデアル)のプログラム」が
    「実効性のある並アマ用スイング理論」であると考えています。
    ・・・
    Gf:プロやインストラクターが構築した巷の「スイング理論」には問題があるのですか?
    ・・・
    Ad:理論audience をシングルグループに限定すれば許容範囲と考えます。
    並アマを対象とした場合、「スイング構築の取り合えず問題」と「錐体路・錐体外路問題」をクリアーする必要があります。
    ・・・
    Gf:またまた、訳のわからん事を言い始めたな~
    ・・・

    <Tea(3)- 03:並アマのスイング理論(3)>
    ・・・
    Ad:まずは「スイング構築の取り合えず問題」です。
    ・・・
    Gf:そもそも問題の意味も分かり難いんですよね。
    ・・・
    Ad:・・・・♪
    「4軸構造」ではスイングを{ホーム・テイクバック・トップ∥ダウンスイング・インパクト∥フォロー・フィニッシュ}の3相7ブロックに分けています。
    ・・・
    Gf:そうでした。
    ・・・
    Ad:「ゴルフ君」は3相7ブロック中で、どの区画が重要だとおもいますか?
    ・・・
    Gf:並アマが「イデアル」を目指すとすれば全区画が重要だと思ってましたが、そうじゃないんですか?
    ・・・
    Ad:正論です。
    質問を変えましょう。「ゴルフ君」は「イデアル」構築を目標にしているのだけれど、途半ばですよね。
    ・・・
    Gf:えぇ~まぁ~ スイングは未完成ですね。
    ・・・
    Ad:憎きライバルとのラウンドが月末に迫りました。 さぁ~どーする。
    ・・・
    Gf:どうすると言っても・・・ラウンド当日にクラブヘッドにボールが当たらないでは話にならないので~「とりあえず、インパクト中心に練習します。」
    ・・・
    Ad:「とりあえず問題」の構造が出現しました。
    スイングの3相7ブロック中、実践ラウンドに最も影響するのは「インパクト」ですが、ラウンド予定などでゴルファーの状況が切羽詰ると総合的スイング構築作業が棚上げされて「とりあえず、インパクト調整」が選択されやすいといえます。
    ・・・
    Gf:そうかもしれません。
    でも、「とりあえず、インパクト調整」の効果は1ラウンドもたない事が多いんだなぁ~
    ・・・
    Ad:並アマの「ゴルフ君」はそうかもしれませんが、「才能と身体能力に少し恵まれたシングルグループ(のゴルフ初心者)」ならどうでしょう?
    ・・・
    Gf:・・・???・・・
    ・・・
    Ad:予定ラウンドが来週に迫った時の「シングルグループ初心者」も「ゴルフ君」と同様、「とりあえず、インパクト中心の練習」をすると思いませんか?
    ・・・
    Gf: はい。
    ・・・
    Ad:「シングルグループ初心者」は自力でスイング骨格を構築する能力をもっています。雑誌やインストラクターの画像情報や技術情報とかを感性と才能でパワーアップしたシングルパソコンに入力すると「それなりのスイング」を出力しちゃう訳ですな。
    ・・・
    Gf:初ラウンドでも100そこそこ、1年足らずで70台、言わばsuper A ですね。
    ・・・
    Ad:一般論としてsuper A のような才能に恵まれた輩の相場は
    「気まぐれで、わがまま」
    「アマチアとしては有無を言わさぬ結果(score)」
    「コツコツと理論を組み立てたスイング構築なんぞには無縁」
    としたもんで・・・・
    ・・・
    Gf:「4軸構造」の「イデアル」の類には興味を示さない・・・ということですか。
    ・・・
    Ad:明らかな「super A」ならいいんですが、「並アマ」よりは優秀であるが「super A」にチョコット届かない「準super A」グループがありまして・・・・
    「super A」と「準super A」とも「インパクト」を中心にしたスイングを構築し出力する訳です。
    ・・・
    Gf:両者の違いは?
    ・・・
    Ad:「super A」は「それなりのスイング」を出力するが「準super A」の出力スイングは「若干の欠点」をもつということかな。
    ・・・
    Gf:・・・・
    ・・・
    Ad:「準super A」は自己のスイング欠陥を意識して、巷の理論を参考に完璧なスイングを目指します。
    ・・・
    Gf:ありそうですね~
    ・・・
    Ad:採用する理論は「肩をまわす」、「肘を絞る」、「膝を送る」etc. のスイング構造の一部に注目した理論であることが多いと考えています。
    ・・・
    Gf:そうかもしれません。
    ・・・
    Ad:「上半身のネジレのエネルギーを効率良くクラブに伝える」ことができないと感じている「準super A」が「肩をまわす」を採用し、上半身のネジレのエネルギーをクラブに伝えることができたと思えた瞬間、
    「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」というスイング理論が成立します。
    ・・・
    Gf:ん~、ちょっと分かり難いな~~
    ・・・
    Ad:「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」というスイング理論の成立過程を考察しましょう。
    「準super A」のスイング欠陥を補正する過程で確定した理論であるため、本来は「準super A」にとって有効な理論です。展開すると「準super A のスイングに類似するスイング状態を持ったゴルファーのための各論である」となります。
    ・・・
    Gf:へぇ~ そういう観点ですか~
    ・・・
    Ad:かくして「準super A」のヒラメキに基づく多数の「スイング各論」が「スイング理論集合」を満たし、「並アマグループ」は「スイング各論」に振り回され途方に暮れるのであった。
    ・・・
    Gf:・・・「準super A」ではなくスイング構造に欠陥のない「super A」に理論構築してもらえばよいじゃないですか?
    ・・・
    Ad:それは卓越した妙案!・・・・に思えますが~
    「錐体路・錐体外路問題」という高いハードルが横たわっています。
    ・・・

    <Tea(3)- 04:並アマのスイング理論(4)>
    ・・・
    Ad:次は「錐体路・錐体外路問題」です。
    ・・・
    Gf:・・・・その前に、「スイング理論」という言葉の意味が微妙になってきました。
    ・・・
    Ad:・・・・「スイング理論」の意味について考えてみましょう。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:「理論」を辞書で引くと
    「個々の現象を法則的、統一的に説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系」
    とありますから
    「スイング理論」は「スイングという現象を法則的・・・・・・知識の体系」という意味になります。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:「スイングという現象」の解釈です。
    「4軸構造」ではスイングを{ホーム・テイクバック・トップ∥ダウンスイング・インパクト∥フォロー・フィニッシュ}に分けていますから、この3相7ブロックが「スイングという現象」の構成要素です。
    {パワー・感性・時の運}などは構成要素には含まれません。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:「法則的、統一的に説明」の解釈です。
    ①シャフトのタワミ・ネジレに代表されるクラブの物理的特性
    ②四肢骨格、関節機能などの解剖学的な身体構造
    ③視覚、平衡感覚、深部感覚などの生理学的な身体構造
    ①~③の理解に基づくスイング構築と考えています。
    ・・・
    Gf:ふ~~
    ・・・
    Ad:「筋道を立てて組み立てられた知識の体系」の単語を若干、変換して
    「ホーム~フィニッシュの順序で組み立てられたスイングプログラムの体系」と捉えます。
    ・・・
    Gf:どこかで聞いたことがあるような・・・
    ・・・
    Ad:「4軸構造」ではクラブの物理的特性と解剖・生理に適合し、最小限の感性と筋力で構築した実践使用に耐えられるスイング標準形を「イデアル」と呼んでいます。
    「イデアル」は前述の「スイング理論」の条件をクリアーすると考えています。
    ・・・
    Gf:・・・・・
    ・・・
    Ad:「スイング理論」の意味について補足です。
    一般的に「ある理論」は、ある個人が理論概要と必要性を理解し、実践して初めて意味を持ちます。
    ・・・
    Gf:・・・そうですね。
    ・・・
    Ad:「4軸構造」のスイング標準形「イデアル」ですが・・・・
    ある「並アマ」が「スイング理論集合」の問題点と「イデアル」の必要性を理解したとき、「並アマ」のスイング構築に対して「イデアル」が意味をもちます。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:「それなりのスイング」を表現できる「super A」には「イデアル」は不要です。
    「若干の欠点をもつスイング」を表現する「準super A」に対する「イデアル」の意味の考察には注意を要します。
    ・・・
    Gf:・・・・
    ・・・
    Ad:「準super A」が「若干の欠点をもつスイング」を表現する作業に限れば「イデアル」は不要です。
    「スイングの欠点」の修正作業そのものにも「イデアル」は不要ですが、(修正作業の)スイング構造への影響を分析する必要があります。
    ・・・
    Gf:ややこしいですね。
    ・・・
    Ad:前回のスイング理論各論の「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」サンプルで話を進めます。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:スイングの修正作業は、「準super A」が感性と才能で出力したスイング行程の「肩をまわす」部分を強調する作業と考えられます。
    この強調作業では、(その程度は別として)スイング全体への影響が必発します。
    ・・・
    Gf:理由は?
    ・・・
    Ad:四肢骨格は「多関節連結構造(第6章10項)」であるため、「肩をまわす」作業を限定的に強調することは不可能です。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:かくして「準super A」は感性と才能に依存する基本スイングを「肩をまわす」作業を強調した修正スイングに変更するため、「感性と才能」を再び動員することになるのであった。
    ・・・
    Gf:「感性と才能」が限定された「並アマ」には無理な作業ですね。
    ・・・
    Ad:自力でスイング骨格を構築することが難しい「並アマ」はスイング理論各論に取り組むよりは、時間とエネルギーが必要かもしれませんが「イデアル」を勉強することが望ましいと考えます。
    ・・・
    Gf:「準super A」のスイングはどうなりますか?
    ・・・
    Ad:「準super A」の基準スイングが正確に体系化されてない場合、スイング毎に「感性と才能」を2重に動員する必要がありますから時間経過とともにスイング構造が微妙に歪んでくると思います。
    結果として種々のレベルの「モグラたたき」ゲームで奮闘することになるかも・・・・
    ・・・
    Gf:どうすれば良い?
    ・・・
    Ad:「準super A」グループも基準スイングとしての「イデアル」を勉強することが望ましいと考えます。
    ・・・
    Gf:「super A」はどうすべきですか?
    ・・・
    Ad:「感性と才能」を駆使してより高度なレベルのスイングを目指すことが妥当と考えます。
    ・・・
    Gf:「super A」は「並アマ」の先生になれますか?
    ・・・
    Ad:難しいと思います。
    ・・・
    Gf:何故?
    ・・・
    Ad:「super A」と「並アマ」の間には「錐体路・錐体外路問題」という高いハードルが横たわっています。
    ・・・

    <Tea(3)- 05:並アマのスイング理論(5)>
    ・・・
    Ad:次は「錐体路・錐体外路問題」ですが、その前に「スイング構築」の意味を整理しておきましょう。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:「構築」は「組み立てて築くこと」と辞書にありますから、「スイング構築」は「スイングを組み立てて築くこと」となります。
    ・・・
    Gf:言葉の意味どおりですね。
    ・・・
    Ad:「4軸構造」ではスイングを3相7ブロックに分割し、それぞれをプログラム形式で表現しています。この点から「スイング構築」を「3相7ブロックのスイングプログラムを順序どおり連結すること」と捉えています。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:さらに「連結されたプログラム群」は多関節連結構造の性質をもつと考えています。
    ・・・
    Gf:・・・???・・・
    ・・・
    Ad:1ブロックのプログラムを独立に調整することが不可能であるということです。
    ・・・
    Gf:「とりあえずのインパクト調整」と関連しますか?
    ・・・
    Ad:前にも触れましたが、「インパクト」を限定的に微調整することは不可能です。
    「インパクトの調整」は連動して{ダウンスイング→トップ→テイクバック→ホーム}に影響を及ぼし、各ブロックのスイング構造を変化させてしまいます。
    ・・・
    Gf:・・・・
    ・・・
    Ad:われわれ並アマは「とりあえずインパクト調整」と「スイング構築」を明確に区別する必要があります。「とりあえずインパクト調整」は「悪魔のささやき」に近いフレーズです。
    ・・・
    Gf:「悪魔のささやき」ですかぁ~
    ・・・
    Ad:理論的裏づけのある標準スイング(「4軸構造」ではイデアル)の構築は並アマに大変な時間とエネルギーを要求します。
    ・・・
    Gf:これまでの話からすると、そうかもしれませんね~
    ・・・
    Ad:切羽詰った並アマが採用する「とりあえずのインパクト練習」は「目先のラウンド」を何とか処理したうえ、本格的なスイング構築にモラトリアムを出してしまうんですな。
    ・・・
    Gf:う~ん
    ・・・
    Ad:かくして並アマの練習は「とりあえずのインパクト練習」を反復し、限定された感性と能力でコジツケタ「インパクト」を再現する「勘」を磨く作業となり・・・
    ・・・
    Gf:・・・その日の調子の{良い・悪い}間で揺れ動き、出口のない「もぐら叩き」ゲームに翻弄されることになる。
    ・・・
    Ad:正解!
    ・・・
    Gf:・・・・♯・・・♭・・・・
    「とりあえずインパクト練習」はsuper A や準super A にとっても「悪魔のささやき」なんですか?
    ・・・
    Ad:super A にとっては「小鳥のさえずり」、準super A にとっては・・・やはり「悪魔のささやき」。
    ・・・
    Gf:どう違う?
    ・・・
    Ad:自力でスイング骨格を構築する能力をもち、欠陥のない「それなりのスイング」ができる感性と才能に恵まれたsuper A にとっては「標準スイング(イデアル)」、「とりあえずインパクト」、「スイング理論」、「スイング構築法」などは意味をなしません。
    ・・・
    Gf:???
    ・・・
    Ad:super A にとってゴルフスイングは 「それなりのスイング」の一種類なんですな。
    スイング理論を必要とすることがないので「イデアル」にも「スイングプログラム」にも興味がないし、それらを理解することもない訳ですよ。
    ・・・
    Gf:super A が並アマの先生になるのが難しい理由ですね。
    ・・・
    Ad:イエス、super A は「それなりのスイング」が錐体路フィールドの関与が少ないまま錐体外路フィールドに確定しちゃうので、錐体路フィールドでスイングを構築する並アマの指導は無理だと思います。
    ・・・
    Gf:・・・・あの超天才野球選手のバッティング指導が
    「飛んできたボールをですね、こうバーンと打つんですよ・・・バーンと」
    であった・・・と同じ構図なんですかね?
    ・・・
    Ad:はい、指導の受け手側が「天才は、やはり天才である」とのみ納得できる構図です。
    ・・・
    Gf:準super A の場合はどうなんですか?
    ・・・
    Ad:もう少し複雑なので分析が必要です。
    ・・・

    <Tea(3)- 06:並アマのスイング理論(6)>
    ・・・
    Gf:super A が並アマの先生として不適当である雰囲気は分かりました。
    ・・・・先生としては「準super A 」が適当ということですか?
    ・・・
    Ad:スイング総論を理解する条件でそう思います。
    ・・・
    Gf:解説してください。
    ・・・
    Ad:super A と「準super A」 を対比しながら考察しましょう。
    ・・・
    Gf:・・・・
    ・・・
    Ad: super A と「準super A」 の一般的な性格は
    super A・・・・・「きまぐれ、わがまま」
    準super A・・・・「エー格好し~、プライドが高い」
    ・・・
    Gf:本当ですか?
    ・・・
    Ad:イメージによる独断です。スイングを比較すると
    super A・・・・・欠陥のない「それなりのスイング」
    準super A・・・・若干の欠陥をもつが、ほぼ「それなりのスイング」
    ・・・
    Gf:そうでした。
    ・・・
    Ad:この2項目を踏まえて「準super A」のゴルフスイング・フィールドでの思考& 行動パターンをシミュレーションしてみましょう。
    標準的な「準super A」を Mr. B として話を進めます。
    ・・・
    Gf:ちょっと面白そう。
    ・・・
    Ad: super A とMr. B の意識の相互関係はどうなります?
    ・・・
    Gf:super A はMr. B を取り立てて意識しないけれど、Mr. B はsuper A を意識してしまいそうですね。
    ・・・
    Ad:super A の興味の中心は(自分の)ゴルフのレベルアップなんですね。
    Mr. B はsuper A と同レベルと思いたいが、頭の片隅でsuper A に敵わないことを知っている。プライドが邪魔をして素直に認めることができない・・・・ってとこかな。
    ・・・
    Gf:Mr. B はスイング欠陥を補正してsuper A との差を埋める努力をしますよね。
    ・・・
    Ad:サンプルとしてMr. B が「テイクバックの右腰が僅かにスウェイするモヤモヤした感じ」をもつ場合の修正作業を見てみましょう。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:テイクバックの下半身作業のポイントを「イデアル」からみると
    ①右股関節位置固定型骨盤右回転運動
    ②骨盤右回転の駆動装置としての仙腸関節 &{腰椎群+仙骨}
    に集約されます。
    注意点として①に関連して骨盤右回転のエンドポイントまで右股関節を支える右下肢の位置・姿勢が変化しないこと、②に関連して{右外側仙骨稜、第5腰椎右横突起、第1腰椎右横突起}の位置関係が骨盤右回転のエンドポイントを規定することが挙げられます。
    ・・・
    Gf:本編の第4章2項に記述されてますね。
    ・・・
    Ad:「テイクバックの右腰がスウェイする」原因としては
    ①球関節である右股関節の屈曲型関節機能が発現し「右足で休め」に近い身体状態になる。
    ②骨盤右回転のエンドポイントを規定する{右外側仙骨稜、第5腰椎右横突起、第1腰椎右横突起}の位置関係が不安定である。
    が考えられます。
    ①は初心者~並アマのミスパターンですから「準super A」である Mr. B の欠陥は②の可能性が高いといえます。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:Mr. B が補正法として「右膝外側を位置固定して両肩をシッカリ右回転」を選択したとすると、
    他人には骨盤右回転のエンドポイントが決まったテイクバックにみえますが、Mr. B のモヤモヤ感の解決には至らないんですな。
    ・・・
    Gf:何故?
    ・・・
    Ad:Mr. B の補正法は骨盤右回転の駆動を上半身の肩回転で行い、骨盤右回転のエンドポイントを右膝外側で決める作業構造になるからです。
    骨盤右回転とエンドポイント設定の核心は{腰椎群+仙骨}機能であり、Mr. B がモヤモヤ感を払拭するためには骨盤右回転と{腰椎群+仙骨}機能の相互関係を理解する必要があります。
    ・・・
    Gf:「イデアル」で骨盤右回転と{腰椎群+仙骨}機能を勉強するって事ですね。
    ・・・
    Ad:ではありますが・・・はたしてMr. B のプライドが許すであろうか? それが問題!
    ・・・
    Gf:・・・???・・・
    ・・・
    Ad:Mr. B は「ほぼ、それなりのスイング」を出力できる感性と才能を持ち、自分を super A と同類であると信じたいゴルファーですよ。やっぱ、感性と才能を動員して力勝負のスイングを表現しそうだと・・・・思いませんか?
    ・・・
    Gf:う~~ん
    ・・・
    Ad:力勝負の Mr. B が取り扱うスイング理論は並アマには不向きな各論である可能性が高いと考えます。
    ・・・
    Gf:まったく駄目?
    ・・・
    Ad:Mr. B が利用する理論は Mr. B のスイング状態をもつゴルファーのための各論であると前にお話しました。少し詰めると「ほぼ、それなりのスイング」を出力できる(Mr. B と同程度の)感性と才能という条件が出てきます。
    持ち合わせている感性と才能のレベルから並アマには不向きなスイング各論である・・・となります。
    ・・・
    Gf:う~~ん
    ・・・
    Ad:Mr. B が「イデアルを基準にしてスイング状態を理解する」という文脈を獲得できれば並アマのよき助言者となり得るでしょうね。
    ・・・
    Gf:・・・・ところで Mr. B にとっても「とりあえずインパクトが悪魔の囁き」という話はどうなりました?
    ・・・
    Ad:そうでした・・・・次回の話題ということで

2015年1月7日水曜日

tea party-2

  • <Tea(2)- 01:並アマの目標スイング>
    ・・・
    Ad:テーマは「並アマの目標スイング」です。
    「ゴルフ君」は何種類くらい、スイングにタイプがあると思う?
    ・・・
    Gf:ゴルファーは「ハードヒッター」と「スィンガー」の2種類に分けられてますから、少なくとも2種類のスイングタイプがあると思います。
    ・・・
    Ad:「4軸構造」と同様な「スイング技術」の関連サイトは多数あるので、細かく数え上げるとキリがないかもしれません。
    ・・・
    Gf:われわれ並アマが目標にする「スイングタイプ」の選択が問題になる背景ですね。
    ・・・
    Ad:総てのタイプのスイングは一つの「集合」を形成すると考えられますが、現時点の「スイング集合」は並アマにとってスイングの位置付けや、スイング構築の方向性を出す事が難しい「混沌」とした状態です。
    ・・・
    Gf:・・・なんか、言っとるなぁ~
    ・・・
    Ad:「スイング集合」を仕分ける際、標準的なスケールとして利用できる「スイング・フォーム」を確定できると便利です。
    ・・・
    Gf:ゴルフ雑誌やゴルフスクールでは「基本」の重要性が強調されてますよね。
    ・・・
    Ad:残念ながら正確に体系化された「基本スイング」には遭遇していません。
    多くのスイング指導は、総論抜きの各論指導になっていると思います。各論としてのスイング技術の方法論ではありとあらゆる事が述べられています。ときには正反対の内容で・・・
    ・・・
    Gf:はい、はい。例えば「インパクトは左手でリードする」と「インパクトは右手でたたく」という技術論のハザマで途方に暮れる「迷える子羊」が・・・われわれ並アマの姿?
    ・・・
    Ad:「インパクトは左手でリードする」と「インパクトは右手でたたく」は両方ともに、ある条件下で技術論として成立します。
    「インパクトは左手でリードする」は左手のリードが弱いゴルファーにとって、「インパクトは右手でたたく」はインパクトの右手の弱いゴルファーにとって正解です。
    ・・・
    Gf:当たり前のことじゃないですか!
    ・・・
    Ad:はい。当たり前の事で混乱をきたすのは「スイング指導」の総論が整備されてないためと考えます。
    ・・・
    Gf:総論・・・ですか、具体的に解説してください。
    ・・・
    Ad:特別なゴルフの才能はなく運動神経も体力も普通の並アマが実行可能な、クラブの物理的特性とヒトの解剖・運動生理に適合した概念上のスイングを想定しています。呼称は「イデアル・スイング」、スイングを評価する場合の「基準」としての位置付けです。
    ・・・
    Gf:「イデアル・スイング」・・・・ですか、
    ・・・
    Ad: 「最小限の勘」と「力勝負なし」で「ボールを目的地に正確に運ぶ」に適合した概念上の純粋なスイングです。
    ・・・
    Gf:Admin が目標にしている「システムスイング」の別名ですか?
    ・・・
    Ad:同等でありたいと考えています。

    <Tea(2)- 02:並アマの目標スイング(2)>
    ・・・
    Gf:「イデアル(スイング)」のイメージが掴み難いのですが・・・
    「システムスイング」と区別する理由も微妙です。
    ・・・
    Ad:「スイング指導が各論指導である」・・・の解説から始めましょう。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:並アマのスイングフォームは千差万別である。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:インストラクターのスイングフォームも個人によって異なる。
    ・・・
    Gf:はい。でも各インストラクターの体格や筋力の違いでフォームは異なるけれど、基本となる重要部分は共通である・・・と聞いたことがあります。
    ・・・
    Ad:「各インストラクターの体格や筋力の違いでフォームが異なる」ということから、「インストラクターのスイングフォームは(インストラクター個人の)各論である」という考え方が成立します。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:体格や筋力が平均的で、個人に特有な癖もなく、解剖・生理学的に適正な作業構造で、クラブの物理的特性にも適合した純粋なスイングを想定しましょう。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:この概念上の純粋なスイングをスタンダードとして「総論」を構築します。
    ・・・
    Gf:・・・概念上の純粋なスイングの呼称が「イデアル」というわけですか。
    Admin の目標スイングは、あくまでAdmin の個人的なスイングであるから「システムスイング」として区別する必要があるのですね。
    ・・・
    Ad:ご明察!
    「イデアル」の概念を利用すると「スイング集合」を分かりやすく仕分けることができます。
    ・・・
    Gf:・・・・・
    ・・・
    Ad:「インパクトは左手でリードする」と「インパクトは右手でたたく」の混乱はインストラクター個人の各論スイングがスイング評価のスケールとして利用されることに起因します。
    ・・・
    Gf:そうですね~、インストラクターに限らず(自分に)自信のあるゴルファーは「スイングの基本が云々・・・」の御託はありますが、根本では自身のスイングを基準にしているような気がします。
    ・・・
    Ad:「インパクトは左手でリードする」は「イデアルを基準として左手のリードが弱いゴルファーのためのスイング指導」であり、「インパクトは右手でたたく」は「イデアルを基準としてインパクトの右手の弱いゴルファーのためのスイング指導」であると解釈できます。
    ・・・
    Gf:スイング評価のスケールとして利用する「イデアル」の構造理解が重要ですね。
    ・・・
    Ad:はい。「4軸構造」の目的の一つが「イデアル」構造を(適正に)確定することです。

    <Tea(2)- 03:並アマの目標スイング(3)>
    ・・・
    Gf:並アマが「イデアル」を目標スイングにすることは、スイング構築作業で「筋力」とか「感性・勘」を利用しないということ?
    ・・・
    Ad:「筋力」とか「感性・勘」を利用しない・・・ではなくて、
    「筋力」とか「感性・勘」を組み入れたスイングが「イデアル」から、どう偏移したかを考えることがポイントです。スイング評価のスケールとして「イデアル」を位置づけるわけ。
    ・・・
    Gf:自分のスイングと「イデアル」との距離感が問題になりますね?
    ・・・
    Ad:はい。「イデアル」を基準にして自分のスイングだけでなくライバルやインストラクターのスイングの質を自分なりに評価することが可能です。
    ・・・
    Gf:われわれ並アマにとって、何か良い事がありますか?
    ・・・
    Ad:スイング構築の方向性や提示されたスイング指導の採否を自身の判断に基づいて決定することができます。
    ・・・
    Gf:ゴルフ上達の近道は「スイングスクール」のインストラクターの指導ではないのですか?
    ・・・
    Ad:それについては、プロのゴルフと並アマのゴルフを対比することで答えが明らかになると思います。
    ・・・
    Gf:・・・・
    ・・・
    Ad:プロのゴルフと並アマのゴルフの違いはなに?
    ・・・
    Gf:う~ん、「プロは良いスコアをだすとお金がもらえるが、並アマはどんなに良いスコアをだしてもプレー代を払う・・・」とか
    ・・・
    Ad:並アマがゴルフで得られるものは基本的に「満足感」であり、「良いスコア」を目指す場合も必須要素ですよね。
    ・・・
    Gf:そうかもしれません。
    ・・・
    Ad:並アマが「満足感」、場合によっては「達成感」を得られる条件はなんだ?・・・ということになります。
    ・・・
    Gf:そうですね。

    <Tea(2)- 04:並アマの目標スイング(4)>
    ・・・
    Ad:並アマの「満足感」には外的因子と内的因子があります。
    ・・・
    Gf:なんですか、それは
    ・・・
    Ad:並アマのラウンド情景で検討しましょう。
    ・・・
    Gf:はぁ~
    ・・・
    Ad:「ゴルフ君」はパー3で「チョット大きいかも知れないと思うクラブ」でティーショットすることはありませんか?
    ・・・
    Gf:スイングの調子がイマイチのとき、大き目のクラブを選択したくなりますね。
    ・・・
    Ad:結果はどうなりますか?
    ・・・
    Gf:「コスリ気味」のティーショットが結果としてバーディーチャンスになることもありますし、想定外のナイスショットでグリーンオーバーすることもあると思います。
    ・・・
    Ad:バーディーチャンスの場合、ラウンドパートナーの「ナイスショット」の掛け声は「ゴルフ君」のプライドをくすぐりますよね。
    「チョット違うんだけど・・・ま、いいか」の感情が表ざたになることはなく・・・・
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:グリーンオーバーの場合、ティーショットの手応えに満足していてもラウンドパートナーの期待(?)に沿ってアプローチ・パットをミスしてボギーになったりしませんか。
    ・・・
    Gf:はい、あり得ると思います。
    ・・・
    Ad:「ナイスショット」の掛け声は「満足感」の外的因子であり、ティーショットの手応えは内的因子といえます。
    ・・・
    Gf:なるほど。
    ・・・
    Ad:外的因子と内的因子がキチンと整合することが望ましいのだけれど、2因子が乖離する場合が往々にしてみられます。
    ・・・
    Gf:う~ん。
    ・・・
    Ad:「ナイスショット」以外の外的因子は、グッドスコア、ハンディキャップ、上級者向きのクラブを使用すること、プロ的なスイングなどが考えられます。
    これらは総て他人の評価がベースです。
    ・・・
    Gf:そうですね。
    ・・・
    Ad:内的因子は「ショットの手応え」に尽きるといえます。
    「ボールに対するクラブヘッドの仕事効率」、「シャフトの弾性・ネジレの適正利用」、「身体四肢骨格の適正利用」、「筋力の適正利用」が関連すると考えています。
    ・・・
    Gf:「己の感性や筋力を最大限に利用すること」はどうですか?
    ・・・
    Ad:「4軸構造」では感性(勘)や筋力はスイング各論で扱う項目です。
    「最小限の感性と筋力」で構築した「イデアル」をスイング総論の骨格と考えています。
    ・・・
    Gf:並アマの目標スイングとして位置付ける・・・・ということですか。
    ・・・
    Ad:はい。プロの「目標スイング」と対比しながら「イデアル」のアウトラインを明らかにしたいと思います。
    ・・・

    <Tea(2)- 05:並アマの目標スイング(5)>
    ・・・
    Ad:プロが目標とする「スイング」にはどんな条件があると思いますか?
    ・・・
    Gf:試合での優勝賞金の獲得条件は(参加プロ中の)最少ストロークですから、一打でも少なくラウンドできるスイングが重要と思います。
    ・・・
    Ad:プロは自分のドライバーショットの飛距離やウェッジでスピンをかける技術を磨くために「己の感性や筋力」を最大限に利用しますし、ストローク数を少なくするためには「知力・体力・時の運」などを総動員しますよね。
    ・・・
    Gf:そう思います。
    ・・・
    Ad:プロのスイングの第一目標は「ラウンドストローク数を少なくする」であり、並アマスイングの第一目標は「ショットの満足感を得る」である。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:<Tea(1)- 01>の話題ですが、プロと並アマの運動神経レベルにはとんでもない落差がある。
    ・・・
    Gf:はい。
    ・・・
    Ad:現在のスイング理論やスイングレッスンは「プロ的スイング」が手本になっている。
    ・・・
    Gf:概ねですが・・・はい。
    ・・・
    Ad:シングルか、それに準ずるアマチア(シングルグループと仮称)は「プロ的スイング」をスイング構築に利用できるが、並アマには手本として不適当な場合がある。
    ・・・
    Gf:・・・理由は?
    ・・・
    Ad:自力でスイング骨格を構成できるシングルグループは「スイング各論&プロ的スイング」を処理し利用する能力を持ちうるが、一般的な並アマでは消化しきれない可能性が高い。
    ・・・
    Gf:われわれ並アマには「プロ的スイング」は不適当ということ?
    ・・・
    Ad:「スイング各論&プロ的スイング」は荷が重く、「スイング総論&イデアル」を勉強するほうが有効かもしれません。
    ・・・
    Gf:われわれ並アマでも頑張れば「プロ的スイング」に近づけると思ってたのに、ちょっと残念です。
    ・・・
    Ad:考え方を整理するために「フィギアスケート」と対比してみましょう。
    ・・・
    Gf:「フィギアスケート」ですか?
    ・・・
    Ad:世界の女子トップでは「3回転ジャンプ」は必須技術です。一般的なアマチアスケーターはトップ選手の「3回転ジャンプ」に感動しても自分の技術がそこまで伸びるとは考えてないと思いませんか?
    ・・・
    Gf:そう言われれば、そうかもしれません。「回転ジャンプ」に挑戦するのは少数のトップ予備軍でしょうね。
    ・・・
    Ad:並アマスケーターには「3回転ジャンプ」の技術解説より「直進、後進のスケート技術」、「カーブのエッジの利用法」などの基礎技術論が第一選択です。
    ・・・
    Gf:スケート総論や基礎技術の知識は「回転ジャンプ」に挑戦するトップ予備軍にも必要でしょうけど・・・
    ・・・
    Ad:・・・♯・・・♭・・・・・
    ところで「トッププロの技術を盗め」に類するタイトルのスイング解説は並アマゴルファーにとって・・・
    ・・・
    Gf:一般的なアマチアスケーターにとっての「3回転ジャンプ」の技術解説のようなものと言いたいのですね。
    ・・・
    Ad:はい。並アマゴルファーには「正確に体系化されたスイング基礎理論」が必要です。
    ・・・

    <Tea(2)- 06:並アマの目標スイング(6)>
    ・・・
    Gf:並アマに必要な「スイング基礎理論」は理解できますが、わざわざ「正確に体系化された」で修飾した意図を説明してください。
    ・・・
    Ad:現在の「ゴルフスイング集合」には「4軸構造」を含めて多数の「スイング理論」が見られます。その内訳はプロ・シングルグループを対象とした「プロ的な理論」から並アマ向きの「基礎理論」まで多種多様です。
    ・・・
    Gf:納得です。
    ・・・
    Ad:「ゴルフ君」は理論構築という観点で「プロ的な理論」と「基礎理論」を比較すると、どちらの難易度が高いと思う?
    ・・・
    Gf:当然のことながら「プロ的な理論」でしょ・・・
    ・・・
    Ad:それは総ての対象者について?
    ・・・
    Gf:・・・???・・・
    ・・・
    Ad:「スイング理論」の構築作業はaudience の存在が前提になります。現在の混沌とした「ゴルフスイング集合」を整理するにはaudience 側の考察も必要だと思います。
    ・・・
    Gf:まぁ~そうかもしれません。
    ・・・
    Ad:「スイング理論」のaudienceをシングルグループと並アマグループに分割します。
    ・・・
    Gf:分割の基準を教えてください。
    ・・・
    Ad:シングルグループは曲がりなりでも(自己の)スイング骨格を構築する能力を持つグループ、並アマグループは自力ではスイング骨格を構築しきれないグループ。
    ・・・
    Gf:並アマがスイング骨格を構築するために「スイング基礎理論」が必要になるわけか・・・
    ・・・
    Ad:はい。理論構築の難易度の観点から、「並アマ用の正確に体系化されたスイング基礎理論」が最難問と考えています。
    ・・・
    Gf:「プロ的理論」を最難問としない理由は?
    ・・・
    Ad:スイング理論の実効性からみると
    {プロ的理論、並アマ};3回転ジャンプと並アマスケターの関係に似て実現性に乏しく、2者を組み合わせることの意味が少ない。
    {プロ的理論~基礎理論、シングルグループ};自力でスイング骨格を構築する能力をもつシングルグループはプロ的理論の難しさや基礎理論の少々の難点・欠点は「力勝負」で消化し(理論の)実効性を実現してしまう。
    みたいな感じですかね。
    ・・・
    Gf:なんですか、それは?
    ・・・
    Ad:現在の「スイング理論」の多くは{プロ的理論~基礎理論、シングルグループ}のカテゴリーに属していて、実効をともなう並アマ用の「正確に体系化されたスイング基礎理論」の整備が重要と考えているわけ・・・
    ・・・
    Gf:並アマの目標スイングに対応するのか・・・・チョット、分かりにくいかも。
    ・・・
    Ad:・・・・現在の「スイング理論」や「ゴルフマーケット」の性格・背景を読み込んでみましょか?
    ・・・
    Gf:なにか出てくるかなぁ~
    ・・・
    Ad:きっと、それなりに・・・・
    ・・・

tea party-1

  • <Tea(1)-01:スポーツと運動神経レベル>
    ・・・
    Ad :本日のお茶の銘は「スポーツと運動神経レベル」です。
    ・・・
    Gf :同じテーマが「近所の散歩(supplement)」にありましたね。
    ・・・
    Ad :「近所の散歩」は理屈っぽく不評でした。対話形式に組みなおせば、少しは読みやすくなるのではないかと・・・
    ・・・
    Gf :そうですね~ 「近所の散歩」を読むには、ある種の決心が必要ですね。
    ・・・
    Ad :・・・・・お茶にしましょか
    「ゴルフ君」はプロスポーツの世界で一流の条件は何だと思いますか?
    ・・・
    Gf :野球は一軍、相撲は幕内、ゴルフはシード選手と言ったところ・・・そのフィールドで日本のトップ100が目安ですか。
    ・・・
    Ad :一般的なエリートの条件は集団の上位5%(1/20)といわれますが、背景人口を考慮するとプロスポーツの世界はエリート中のエリート、(1/20)^2 では追いつきません。
    ・・・
    Gf :エリート中のエリート中のエリート、(1/20)^3 くらいかな
    ・・・
    Ad :イメージ的には(1/20)^3で高校野球の甲子園レベル、ゴルフならばシングルくらいという所です。根拠は無いけど(1/20)^5でプロ候補?
    ・・・
    Gf :われわれ並アマゴルファーはどれ位の位置づけなんでしょうね。
    ・・・
    Ad :まあ、大したことはないでしょ。少しは運動できるということで(2/5)の上位40%でいいとこかな?
    ・・・
    Gf :並アマとプロレベルにはとんでもない落差がありそうですね。
    ・・・
    Ad :同感。
    ・・・
    Gf :プロの技術は並アマの憧れですが、並アマには到達できない領域なんですかね。
    ・・・
    Ad :われわれ並アマはトッププロのパーフォーマンスに憧れ、できればプロレベルに近づきたいと願いますね。
    ・・・
    Gf :はい。少しでも上の技術を目指して、それなりに努力します。
    ・・・
    Ad :並アマの気持ちとしては
    「99%の努力と1%の才能」という幻想を信じて頑張る。
    「子供の頃に始めていれば、今頃はプロになっていたかも・・・」と自分を慰める。
    などがありそうでしょ。
    ・・・
    Gf :はい、いかにもアリソウです。
    ・・・
    Ad :文脈が
    「99%の努力が開花するには1%の才能が必要である」
    「子供の頃に始めれば早期に(淘汰され)方向転換できた」
    を経由して
    「自分が納得できる努力をする」
    「自分の可能なパーフォーマンスを遂行する」
    に収束することも・・・
    ・・・
    Gf :はい。 いかにもアリソウで、並アマとして健全と思います。

    <Tea(1)-02:無心のスイングと煩悩のスイング>
    Ad :本日の銘は「無心のスイングと煩悩のスイング」です。
    早速ですが「無心のスイング」とは?
    ・・・
    Gf :言葉の意味からすると「雑念のないスイング」ということになるんですかね。
    ・・・
    Ad :われわれ並アマは「無心のスイング」に到達できるか?
    ・・・
    Gf :う~ん、到達したいはヤマヤマなれど、チョット難しいかも。
    ・・・
    Ad :完璧に習得することはできなくても、「短時間のニアミス」くらいはありますよ。
    ・・・
    Gf :そうでしょうかねぇ~~
    ・・・
    Ad :「無心のスイング」は「武芸でいう名人・達人の境地」に近いものであって、運動神経の分類からみると「錐体外路フィールド」に属します。
    ・・・
    Gf :はぁ~
    ・・・
    Ad :「無心のスイング」は並アマが常時、駆使する技術としてはハードルが高いか・・・という感じですかね。
    ・・・
    Gf :はぁ~
    ・・・
    Ad :スコアを考えない淡々としたラウンドでは「無心のスイング」近くをウロツイテ、結果的に良いスコアがでることがあります。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :でも「こんなもんか・・・」くらいの感情しかおこらず、充実感や達成感に乏しいキライがありますね。
    ・・・
    Gf :並アマには「無心のスイング」はあまり面白くないのかも。
    ・・・
    Ad :・・・・・♯・・・・・♭・・・・・・
    ところで突然ですが、「人は感情に振り回される!」
    ・・・
    Gf :ホントに突然で・・・
    ・・・
    Ad :煩悩多き並アマゴルファーは
    「ライバルに一打、勝つぞ」と考えながら、上がり3ホールで「パー、ボギー、ボギーでも90が切れる」と計算しながら、ラウンドするのが自然だと思いませんか?
    ・・・
    Gf :「次回はうまくやろう」というオチが付くかもしれませんけど。
    ・・・
    Ad :煩悩多き並アマでも、上がり3ホールのプレッシャーに耐え、最終パットをシッカリ打てたラウンドはハッピーですよね。並アマには「無心のスイング」より「煩悩のスイング」が似合いそうでしょ。
    ・・・
    Gf :「無心のスイング」は憧憬の対象に留め置くべきかもしれません。
    ・・・
    Ad :実践ラウンドでは 「煩悩のスイング」を受け入れるとしますか・・・でも闇雲に受け入れてしまうと「ゴルフ」が悲惨になります。
    ・・・
    Gf :・・・???・・・
    ・・・
    Ad :「煩悩」をコントロールすることを考えましょう。
    ・・・
    Gf :はぁ~
    ・・・
    Ad :「煩悩」とは「あれこれグチャグチャと考え悩むこと」であり「複雑な思考・並列思考」と特徴づけられます。
    ・・・
    Gf :はぁ~
    ・・・
    Ad :「複雑な思考・並列思考」はもちろん、「無心でスイングしよう」と思うこと自体も大脳皮質で考えることである。
    ・・・
    Gf :そうですね。
    ・・・
    Ad :大脳皮質での思考作業は「錐体外路フィールドのスイング」を「錐体路フィールド」に引き戻し、筋肉群の収縮リズムと連続性を破壊・分断する危険がある。
    ・・・
    Gf :そうなりますか。
    ・・・
    Ad :この点を踏まえれば、「錐体路フィールドのスイング」の思考を筋肉群の収縮リズムと連続性を破壊・分断しない「短い単純な直列思考」で占有すれば・・・
    ・・・
    Gf :「煩悩のスイング」を「錐体外路フィールドのスイング」に近づけることができる訳ですね。
    ・・・
    Ad :はい。実戦ではスイング間で局面の戦術を考え、予定スイングを明確に立案し、スイング時には位識点シフトをペースメーカーにしたスイングプログラムをトレースすることになります。
    ・・・
    Gf :「煩悩のスイング」とは「スイング」間の煩悩であって「スイング」時には煩悩を断ち切って「スイング」に専心することが重要みたいですね。
    ・・・
    Ad :常識的な線に落ち着きました。


    <Tea(1)-03:錐体路と錐体外路>
    ・・・
    Ad :本日の銘は「錐体路と錐体外路」です。
    ・・・
    Gf :言葉に馴染みが薄いし、イメージが掴み難いですね。
    ・・・
    Ad :ヒトの運動神経は古典的には大脳皮質が支配する「錐体路系」と脳幹投射の「錐体外路系」に分かれます。
    ・・・
    Gf :「大脳(皮質)支配」は良いとして「脳幹投射」はなんですか~?
    ・・・
    Ad :「右前腕屈曲作業」をサンプルに「錐体路」と「錐体外路」の相違点を整理しましょう。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :「右前腕屈曲現象」には意識的な屈曲と意識しない屈曲があります。
    ・・・
    Gf :・・・・・
    ・・・
    Ad :椅子に腰掛けた状態で右前腕を屈曲する場合、頭(脳)で「右前腕を屈曲しよう」と考え(脳から)神経を通じて対応筋肉群に「屈曲命令」が伝達されます。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :この「右前腕屈曲現象」は大脳皮質が支配する錐体路系の作業に分類できます。
    ・・・
    Gf :はぁ~
    ・・・
    Ad :ドライバーで素振りをする場合、トップでもフィニッシュでも「右前腕屈曲現象」が出現しますが「右前腕を屈曲する意識」はありません。
    ・・・
    Gf :この場合の「右前腕屈曲現象」は大脳皮質が関与しない「脳幹投射」の錐体外路フィールドに属す訳ですね。
    ・・・
    Ad :はい。重要なことは同一の「右前腕屈曲現象」でも動作状況によって帰属が錐体路フィールドと錐体外路フィールド間で変化し得ることです。
    ・・・
    Gf :ふ~む
    ・・・
    Ad :この点を踏まえて並アマの「スイング構築」を考察してみましょう。前準備として「筋肉収縮のスピードとリズム」を整理しておきましょう。
    ・・・
    Gf :なんですか? それは。
    ・・・
    Ad :並アマの「スイング考察」のための基礎知識というか・・・理論武装というか・・・
    ・・・
    Gf :解説してください。
    ・・・
    Ad :「指の屈曲速度、前腕の屈曲速度、膝関節の屈曲速度は同じである」が重要な事実です。
    ・・・
    Gf :筋肉の収縮速度は筋肉の大小に拘らないと言うことですか?
    ・・・
    Ad :はい。正確には「筋肉束の最速収縮速度は筋肉量に影響されない」です。
    ・・・
    Gf :イメージ的には指の収縮速度はゆっくりなんですが・・・
    ・・・
    Ad :筋肉の収縮現象は筋の最小単位であるアクチンとミオシンと呼ばれるフィラメント構造が相互間に滑り込むことでおこります。その滑り込み現象に要する時間を(t) とした場合、(t)の値は生理的に決まっています。
    全ての筋肉束はフィラメント構造の集合ですから最速収縮速度は筋肉の大小に拘らず一定である・・・ということです。
    ・・・
    Gf :そう言われてみれば・・・そうかなぁ~
    ・・・
    Ad :ゴルフスイングを含めてヒトの身体運動のスピードやリズムは比較的、単純な(t)の関数で表せます。
    ・・・
    Gf :比較的、単純とは?
    ・・・
    Ad :(t) の整数倍、式で表せば{n(t)│n= 1,2,3,4~}となりますかね。
    ・・・
    Gf :関数式n(t)はスイング構築で、どう利用するのですか?
    ・・・
    Ad :その前にチョット寄り道・・・「韻律」って知ってます?
    ・・・
    Gf :またまた~、「突発性発単語症」が始まった。
    ・・・
    Ad :言語学における「韻律」とは、発話において現れる音声学的性質であり、具体的には抑揚、音調、強勢、リズムなどが含まれます。
    ・・・
    Gf :言語がリズムを持つということ?
    ・・・
    Ad :はい。ある1文節は「文節固有のリズム」を持っていますが、名詞などの単語にも語感からくる「固有のリズム」があると考えます。
    ・・・
    Gf :文節や単語がリズムをもつことがゴルフスイングにどう関連するのですか?
    ・・・
    Ad :スイングや身体運動のリズムを (t)の関数{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現する考え方を提示しましたよね。
    ・・・
    Gf :文節や単語のリズムと{n(t)│n= 1,2,3,4~}が関連する局面があるのですか?
    ・・・
    Ad :はい。われわれ煩悩多き並アマは{n(t)│n= 1,2,3,4~}に協調できるリズムをもつ文節・単語で「スイング時の思考」を構成しようという戦略です。
    ・・・
    Gf :話が「本日の銘柄」からずれちゃったかも・・・
    ・・・
    Ad :・・・♯・・・♭・・・・・

    <Tea(1)-04:運動リズムと言語リズム>
    ・・・
    Ad :前回の要点は
    「スイングリズムは{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現できる」
    「文節や単語は固有の言語リズムをもつ」・・・でした。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :運動リズムと言語リズムの関係を「右前腕屈曲現象」で考察しましょう。
    ・・・
    Gf :お願いします。
    ・・・
    Ad :では問題・・・・「右前腕屈曲作業」に最適な「掛け声」はなに?
    ・・・
    Gf :・・・・???
    ・・・
    Ad :問題の形式を変えましょう。
    「曲げる」、「気合だ」、「ゆっくり」の3つの言葉のうちで「右前腕屈曲作業」に最適な「掛け声」はどれ?
    ・・・
    Gf :実際に試してみると
    「曲げる」・・・・屈曲作業の力は適正です。
    「気合だ」・・・・屈曲作業の力が強くなります。
    「ゆっくり」・・・・屈曲作業の力が弱くなります。
    ・・・
    Ad :「右前腕屈曲作業」の「掛け声」としては「曲げる」が適当のようです。
    「掛け声」は作業の質に影響しますが、「文節」は作業を破壊する危険性をもちます。
    ・・・
    Gf :どういう事ですか?
    ・・・
    Ad :例えば「ゆっくり曲げる」という文節は「右前腕屈曲作業」に同期しません。通常、「ゆっくり」が前振りになり「曲げる」が「右前腕屈曲」に同期します。
    ・・・
    Gf :「運動」に同期する言語リズムは「単語レベル」に限定されるということ?
    ・・・
    Ad :はい。「構文レベル」はもちろんですが「文節レベル」の言語リズムでも「運動行程」に同期しません。
    「ゆっくり曲げる」、「なにも考えない」、「きちんと振ろう」、「無心でスイング」、「バーディーとるぞ」等々、すべてアウトです。
    ・・・
    Gf :ふ~む
    ・・・
    Ad :ところで、スイングとスイングの間に「欲と下心と後悔」を織り交ぜた「煩悩のゴルフ」がわれわれ並アマのゴルフでしたね。
    ・・・
    Gf :えぇ~、不本意ながら。
    ・・・
    Ad :われわれ並アマの「煩悩のゴルフ」ではスイング時に「雑念」を払いのけるには相当の困難を伴うと思いませんか?
    ・・・
    Gf :油断するとスイング時の思考も「欲と下心と後悔」で満たされそうです。
    ・・・
    Ad :そこで、スイング時の思考を「スイングリズムを破壊しない単語列で占有する」という戦略をたてました。戦略構築のキーワードは「ゆっくりスイング」です。
    ・・・ 
    Gf :「ゆっくりスイング」とは・・・ごく普通ですね。
    ・・・
    Ad :普通の事に「真実」が隠れているかもしれません・・・・背景を読み込む必要がありますが・・・・
    ・・・
    Gf :「ゆっくりスイング」の背景?
    ・・・
    Ad :第7章(スイングテンポ)でも述べましたが、「ゆっくりしたスイング」は「作業行程が細分化されたスイング」です。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :細分化された行程は一つ一つが独立した筋肉作業ですから、各行程の作業リズムを         {n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現することが可能です。
    ・・・
    Gf :ということは細分化された作業自体は「ゆっくり」ではないということですね。ともすれば筋肉作業そのものが「ゆっくり」と錯覚しそうです。
    ・・・
    Ad :「ゆっくりスイング」の意味が明らかになってきました。
    作業行程が細分化されたゴルフスイングを観察すると「ゆっくりしたスイングに見える」と言う意味であり、いわばスイング評価の観点からの言葉である。
    ・・・
    Gf :傾斜平面や立面上のスイング画像と同じ性質ですね。
    ・・・
    Ad :あつかう画像が現象風景という点も共通しています。
    主体的なスイング作業の掛け声として「ゆっくりスイング」は不適当です。スイングに際しては「細分化された作業行程を正確にトレース」する意識がポイントです。
    ・・・
    Gf :では練習場などで聞く「ゆっくり振って!」に類する指導や掛け声は~
    ・・・
    Ad :「無意味」、場合によっては「有害」と考えます。「文節」や「言葉」は使用される状況に応じてニュアンスが変化しますから、「文節リズム」や「言葉リズム」も変化し得るものです。スイングリズムが言語リズムに振り回される危険性があります。
    名詞では「言葉リズム」が比較的、安定していますからスイング時の「思考」や「掛け声」には「直列した名詞群」が良いかもしれません。
    ・・・
    Gf :{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現されるスイングリズムに同期させることができますか?
    ・・・
    Ad :「位識点シフト(第6章8項)」の利用をお奨めします。
    ・・・
    Gf :理由は?
    ・・・
    Ad :「位識点」は骨の隆起部分ですから名詞です。「位識点シフト」は「直列した名詞群」の一種といえます。
    「位識点シフト」は体幹作業の一種と見做せます。体幹作業は筋肉収縮の結果ですから作業リズムは{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現されます。
    われわれ並アマのスイング時の思考を「スイングリズムを破壊しない単語列で占有する」ことが可能です。
    ・・・
    Gf :はぁ~ 上手く丸め込まれた様な・・・気がします。
    ・・・

2014年12月29日月曜日

Dialogue- 2

  • <Dia(2)-06:極座標の2重構造>
    Ad :dialogue(1)ではスイング構築に外後頭隆起(1)を原点にした極座標を利用する理論背景に触れました。dialogue(2) では実際の運用面について話を進めたいと思います。
    ・・・
    Gf :スイング構築に3次元座標は本当に使えないのですか?
    ・・・
    Ad :・・・3次元座標の特徴をもう一度整理しておきましょう。
    回転椅子に腰掛けた状態で仕事机上の花瓶との距離感を掴む作業を想定した場合、花瓶の距離感はどう掴みますか?
    ・・・
    Gf :花瓶を注視しますが、dialogue(1) を踏まえると机の辺縁線、机の面、部屋の壁などを花瓶と対比して距離感を掴む補助として利用すると思います。3次元座標を利用することになるのかな・・・
    ・・・
    Ad :はい、回転椅子が静止している場合は3次元座標を利用する作業になりますね。椅子が回転するとどうなりますか?
    ・・・
    Gf :花瓶を注視し続けることは無理ですね。回転早期には花瓶を視野中に捉えられるでしょうが、回転後半はイメージ像で花瓶位置を意識する感じですかね。
    ・・・
    Ad :回転後半での机の辺縁線、机の面、部屋の壁はどうなりますか?
    ・・・
    Gf :イメージからも飛んでしまいそうです。花瓶の位置感覚しかないかも・・・・
    ・・・
    Ad :ここまでを整理すると
    ①椅子が静止している条件ではホストは机の辺縁線、机の面、部屋の壁などを3次元座標に対応させて花瓶を視覚確認する。
    ②椅子が回転する場合、ホストが花瓶に正対するフェーズでは(花瓶を)視覚確認するが、花瓶に正対しない大部分のフェーズではイメージ上で感覚する。・・・・・でよいですか?
    ・・・
    Gf :そんな感じですかね~
    ・・・
    Ad :座標系の種類からみると静止状態の適合座標は3次元座標、回転状態の適合座標は円筒座標です。花瓶の視覚確認に静止系では有用な机の辺縁線、机の面、部屋の壁が回転運動系では役にたたないことがポイントです。
    ・・・
    Gf :そ~ですか
    ・・・
    Ad :花瓶をゴルフボール、机の辺縁線etc. をボール周辺のスパット、椅子の回転運動を身体の右回転→左回転連続運動に置き換えると・・・・
    ・・・
    Gf :ゴルフスイングに対比できる訳ですね。重要なのは身体の右回転→左回転運動の安定性ですか?
    ・・・
    Ad :はい。インパクト時にボール周辺で目標方向、ヘッド残像が視覚確認できることが必要で、そのためにはテイクバック~ダウンスイングの作業行程が安定する必要があります。
    ・・・
    Gf :テイクバック~ダウンスイングに適合する座標が外後頭隆起を原点とする3次元極座標になる訳ですね。
    ・・・
    Ad :はい、極座標を実際に運用するには若干の「仕掛け」が必要ですが・・・
    ・・・
    Gf :どんな「仕掛け」?
    ・・・
    Ad :外後頭隆起を原点とする極座標と右足首内踝を原点とする極座標を2重に重ねて身体とクラブ重心を同時にコントロールする仕掛けです。
    ・・・
    Gf :・・・・・?
    ・・・
    Ad :極座標の2重構造の詳細は次回にして、{花瓶・机・回転椅子}サンプルで運動系の円筒座標と静止系の3次元座標の相互関係を詰めておきましょう。
    ・・・
    Gf :・・・?・・・・?
    ・・・
    Ad :{花瓶・机・回転椅子}サンプルでは回転椅子が正面を向くフェーズでのみ頭部垂直面が机の辺縁線、机の面、部屋の壁が構成する3次元座標に適合すること、頭部垂直面が3次元座標に適合しないフェーズでは3次元座標系の立面、平面、傾斜平面の認識が難しいことを示しました。
    身体が類回転運動する実際のスイングでは、基準位置の3次元座標で設定された立面・平面・傾斜平面などの面上に描写された画像をスイングの全作業行程で利用することが困難であることを意味します。
    ・・・
    Gf :回転しながら基準位置の3次元座標を意識するとか、頭部姿勢のみを基準位置に保つとかの解決法はないのですか?
    ・・・
    Ad :前者は頭部姿勢変化に伴って個別座標(頭部垂直面)の座標変換を連続的に行うことであり、後者は頭部姿勢を基準位置にキープするために腰椎群は右回転し上部胸椎群は左回転する複雑な脊柱運動が要求されます。
    トッププロか全日本クラスならともかく、われわれ「並アマ」が手をだす領域ではありません。
    ・・・
    Gf :・・・そうですか~・・・・では、なぜ平面を利用したスイング構築法が存在するのですか?
    ・・・
    Ad :面はスイング構築には役にたちませんが、客観的なスイング評価では優秀な概念装置であることは事実です。
    客観的な視点とスイング主体のギャップが埋められておらず、「スイング評価法」が「スイング構築法」に情緒的に流用されていると考えます。
    ・・・
    Gf :「並アマ」が賢い消費者になるための基礎知識の一つが「3次元座標・面」の性質と限界を理解することなのですね。
    ・・・
    Ad :はい。

    <Dia(2)-07:極座標の2重構造(2)>
    Ad :やっと極座標にたどりつきました。
    ・・・
    Gf :極座標の原点は外後頭隆起ということですが、いかにも原点位置がフワフワした感じがするのですが・・・・
    ・・・
    Ad :そういった感じはあるかもしれませんね。問題点の有無を検討してみましょう。
    「ゴルフ君」がスイング構築に極座標を利用するとして何か気になる点はありますか?
    ・・・
    Gf :スイング作業では身体が類回転運動するため頭部姿勢が固定されませんから外後頭隆起が位置移動するのは理解できるとして、原点とボールとの位置関係が不安定になることが気になります。
    ・・・
    Ad :頭部に座標原点を設定することの問題点ですね。ここでは問題の意味を読み込んでいく必要があります。
    ・・・
    Gf :・・・・・?
    ・・・
    Ad :ゴルファーとボールがともに乗っている地面が問題の隠れた要素です。
    ・・・
    Gf :・・・地面ですか・・・・?
    ・・・
    Ad :スイング作業が地球の重力場で行われることと関連します。
    ・・・
    Gf :ゴルファーにもボールにも地球の引力が作用してますが・・・それは当たり前のことで~~・・・・
    ・・・
    Ad :ゴルファーは引力の影響下でスイングし、ボールは引力に逆らって飛び出します。
    スイング構造に重力場の要素を織り込むポイントがゴルファーの立ち位置であり、ボール位置であると考えています。
    ・・・
    Gf :スイング構造に重力を織り込む「窓口」・・・・ですか・
    ・・・
    Ad :はい。スイングを考察する場合、ゴルファーの足位置やボール位置を確定することが重要です・・・・まっ、当たり前の事なんですけどね。
    座標系で足位置やボール位置を確定しようとすると座標原点からの演算が必要ですから、それなりの理屈が必要になるんですね。
    ・・・
    Gf :・・・・面倒なことを考えずに「感性」で位置決めしちゃえば良いのに・・・・
    ・・・
    Ad : sorry!  理論を体系化するということは「そういうこと」だと思います。
    ・・・
    Gf :立面や傾斜平面上の画像をスイングに利用するにも「面」と足やボールとの位置関係を確定する必要があるということ・・・?
    ・・・
    Ad :繰り返しになりますが3次元座標系の「立面や傾斜平面上の画像」はスイング評価に有用な概念装置ですが、スイング構築には役立たないとお話しました。
    ・・・
    Gf :何故でしたっけ?
    ・・・
    Ad :「立面や傾斜平面上の画像」をスイングに利用するためには
    ①利用する3次元座標の原点設定
    ②スイングにともなう頭部垂直面の変位を補正する「座標変換」
    の2点をクリアーする必要があります。
    ・・・
    Gf :随分、難しそうですね。
    ・・・
    Ad :はい。われわれ「並アマ」が手をだす領域ではありません。
    ・・・
    Gf :では、どうすれば良い?
    ・・・
    Ad :dialogue(1) でも述べましたが、水平方向がガチガチでない心象風景上の画像を利用します。
    具体的には外後頭隆起を原点とする極座標系(頭極座標とよびます)と右足首内踝を原点とする極座標系(右足極座標;MPR)を同時、利用します。
    ・・・
    Gf :・・・?・・・・?
    ・・・
    Ad : school(1) のテイクバックに基本的なサンプルがあります。
    外後頭隆起を右足極座標(MPR)の軸上にのせ「外後頭隆起~右足内踝」間が最短になる位置に右回転します。連続して右足内踝を頭極座標の軸上の点と見做し体幹の安定姿勢をとります。これでトップ位置の体幹姿勢が確定します。
    ・・・
    ・・・
    Gf :・・へっ・・・・たった、それだけ?
    ・・・
    Ad :たった、これだけです。
    {外後頭隆起、右足内踝}を頭極座標と右足極座標の双方向から位置確定しています。
    ・・・
    Gf :極座標の2重構造ということですね・・・
    ・・・
    Ad :はい。上肢運動とクラブ重心位置の制御には別作業が必要ですが・・・・
    ・・・
    Gf :・・・・・
    ・・・
    Ad :背景には体幹姿勢制御の「位識点(シフト)」理論と身体骨格全体を「多関節連結構造」と捉えた「多関節連結構造の姿勢制御」理論があります。
    詳細は次回にしますが、ここでのポイントは
    頭極座標と右足極座標、双方向からの{外後頭隆起、右足内踝}の位置確定は地面を右足極座標(MPR)の原点として確定すると同時にトップ位置の体幹姿勢を確定する・・・・・です。
    ・・・
    Gf :・・・ふぅ~・・・考えてみます。

    <Dia(2)-08:極座標の2重構造(3)>
    ・・・
    Gf :前回のお話では座標原点とボールの位置関係が解決されてないですよね・・・・それと位識点、多関節連結構造についても解説してください。
    ・・・
    Ad :すみません。極座標と姿勢制御の解説でボール位置にもふれる予定です。位識点、多関節連結構造の解説は「解剖・生理」の項に回します。
    ・・・
    Gf :分かりました。
    ・・・
    Ad :極座標からみたスイングのアウトラインです。
    ①テイクバック~トップの体幹姿勢は{外後頭隆起、右足内踝}の位置関係を頭極座標系と右足極座標系(MPR)の双方向から確定する。
    ②MPR上の右内肘とSPR上のクラブ重心を{右肩甲骨、右内肘、右手薬指}作業で姿勢制御する。
    ③ダウンスイング~インパクトの体幹姿勢は{外後頭隆起、左足内踝}の位置関係を頭極座標系と左足極座標系(MPL)の双方向から確定する。
    ④インパクトの頭部垂直面をコントロールし左足内踝、MPL、ボールの位置関係を視覚確認する。
    ⑤インパクトの左内肘、クラブ重心、近位振動節の姿勢制御にMPLを利用する。
    ⑥フォロー~フィニッシュではクラブ重心をSPL上で制御する。
    ・・・
    Gf :・・・それだけ・・・体幹姿勢のコントロールに限れば①、③の2ステップしかないということですか?
    ・・・
    Ad :はい・・・これだけです。①~③ステップ間の体幹姿勢の変化をいわゆる「体重移動」と考えています。④ステップは心象風景内のスイング作業と現象をつなぐ窓口です。インパクト後の⑥ステップは必須項目ではありません。
    ・・・
    Gf :スイングが簡単におもえますね~
    ・・・
    Ad :項目別の分類・整理がポイントです。
    ・・・
    Gf :なるほど^2
    ・・・
    Ad :座標関連の最後になりますが3次元座標と個別座標の相互関係を個別座標側から整理しておきましょう。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :「ゴルフ君」に1st-リクエストです。「そこのドアを開けたら6条ほどの部屋がありますので中に入って楽な姿勢で立ってみてください」といわれたら・・・
    ・・・
    Gf :壁、窓枠線の処理が問題なんでしょうね・・・・部屋の真ん中で壁に正対して立つと思います。
    ・・・
    Ad :はい。この場合、部屋に入った初期段階では壁、窓枠線などの視覚情報を個別座標で処理し「ゴルフ君」は立ち位置を選択します。立ち位置が決定された時点で自分自身を3次元座標内にとらえる一種の視点変換がおこります。個別座標から3次元座標への座標変換と見做せます。
    2nd-リクエストです。「部屋の中を歩き回ってください」といわれたら・・・
    ・・・
    Gf :やはり壁、窓枠線の関係が問題なんでしょうね・・・部屋の中央を安全に歩き回ると思います。
    ・・・
    Ad :はい。「歩き回る動作」が脳幹反射の錐体外路運動であり、(脳に)壁、窓枠線などの視覚情報を処理して自身の位置を調整する余裕があると考えられます。自身を部屋の3次元座標内で捉える客観的視点を維持できる作業です。個別座標から3次元座標への座標変換が連続していると見做せます。
    3rd-リクエストです。「立ち位置で右股関節を支点に骨盤を右回転し、連続して左股関節を支点に骨盤を左回転してください」といわれたら・・・
    ・・・
    Gf :骨盤回転作業に集中する必要がありそうです。壁、窓枠線は意識できなくなると思います。
    ・・・
    Ad :はい。骨盤回転作業は個別座標内の錐体路運動になるため、自身を部屋の3次元座標内に捉える客観的視点を維持できなくなります。個別座標から3次元座標への座標変換ができない状況と見做せます。
    ・・・
    Gf :ホストの作業が錐体外路フィールド or 錐体路フィールドかが個別座標と3次元座標の分かれ目なんですね。
    ・・・
    Ad :注意点は同一の作業・運動でもヒトによって(錐体外路 or 錐体路の)作業フィールドが異なる場合があることです。先ほどの骨盤回転運動も習熟すれば錐体外路フィールド作業になり得ます。
    ・・・
    Gf :運動の作業フィールドを判定する必要があるのですね。
    ・・・
    Ad :はい。ところで本項のトップに「サルスベリの花」の画像を載せていますが、パソコンは画像をどう処理していますか?
    ・・・
    Gf :久々の突然ですね~・・・作成したキャンバスをピクセルに分割し、ピクセルに番地をつけ、ピクセル単位で色処理をし、ピクセルの集合として画像を表現します。
    ・・・
    Ad :はい。ピクセルに番地をつけることはX-Y座標系で点(x、y) を与えることと同値です。
    ・・・
    Gf :はい、はい。3次元座標系の定点は(x,y,z )で与えられるから、点の集合であるスイング画像がF(x,y,z )で表現できる・・・に展開しますか?
    ・・・
    Ad :ピン、ポ~ン・・・正解! 注意点はX-Y 座標系、3次元座標系とも原点設定が必須であることです。
    ・・・
    Gf :次は立面や傾斜平面に描写されたスイング画像をスイング構築に利用する方法論ですね?
    ・・・
    Ad :3次元座標で観察するとスイングは類回転運動ですからホストの外後頭隆起を含む頭部垂直面には平行移動と回転運動の両方が見られます。視覚・平衡感覚の基準構造である頭部垂直面から見ると周囲の3次元座標系全体が逆平行移動と逆回転運動することです。
    ・・・
    Gf :はい、そうなりますね。
    ・・・
    Ad :スイング時に3次元座標系で作図された画像を認識するには平行移動と回転運動の要素が混在する複雑な座標変換を連続的に行う必要があることを意味しています。
    ・・・
    Gf :う~~ん、そうなるんですかね。
    ・・・
    Ad :スイング構築を錐体路フィールドで行う段階の「並アマ」が複雑な座標変換を連続しておこない「スイング画像」を(スイング構築の)参考にすることが可能である・・・・・と思いますか?
    ・・・
    Gf :う~~~ん
    ・・・
    Ad :結論は(立面、傾斜平面の描写も含め)スイング画像は「並アマ」のスイング構築には役立たない・・・です。
    ・・・
    Gf :・・そんなこと・・・聞いたことありませんけど。
    ・・・
    Ad :気づいているヒトは大勢いますよ。あえて口に出す理由がないことが多いでしょうが・・・
    ・・・
    Gf :もしそうなら、何もしらない「並アマ」には悲劇じゃないですか。
    ・・・
    Ad :「並アマ」が賢い消費者になるには「画像情報の性質と限界を理解すること」が必須条件です。
    ・・・
    Gf :批判するだけなら簡単ですよね~ それで「並アマ」に有用なスイング構築法はあるんですか?
    ・・・
    Ad :・・・普遍性の有無が検証されていませんが「4軸構造」は「並アマ」に有用なスイング構築法と考えています。

Dialogue- 1

  • <Dia(1)-01:視覚情報と座標>
    Gf :こんにちは、「ゴルフ君」です。最初のテーマは「視覚情報と座標」です。 Admin お願いします。
    ・・・
    Ad :初めの一歩でも問題になったテーマですね。
    ・・・
    Gf :ゴルファーとクラブ重心の「間合い」の問題から身体の基準点が「外後頭隆起」という話に発展しました。  Admin はMPL(Major-Pole-Left) など補助軸(第1章5項)を一種の極座標系と考えていますが、「個別座標(第1章2項)」との関連や相違点についても解説してください。
    ・・・
    ・・・

    Ad :「個別座標」では原点を「外後頭隆起」に設定し、(座標)の構成要素として「頭部垂直面(外後頭隆起を含む正中面)」を定義しました。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :「頭部垂直面」を組み込んだ理由はヒトの身体が左右対称であることに関係しています。ことに対象物と自己との位置関係を確定する重要な視覚情報が左右の眼球から得られることがポイントです。
    ・・・
    Gf :視覚には随分、お世話になってますね。
    ・・・
    Ad :ここで視覚について整理しておきましょう。
    「視覚とはなんぞや?」・・・ですが「ゴルフ君」の考えは?
    ・・・
    Gf :関心のある対象を観察するときに利用しますね。
    ・・・
    Ad :ゴルフの場合では?
    ・・・
    Gf :他人のスイングを観察するときです。
    ・・・
    Ad :自分に関係する状況は?
    ・・・
    Gf :ボールとの距離感を掴む手段かな~
    ・・・
    Ad :視覚情報は「客観的に対象(の運動)を観察する手段」と「自分と対象の間合いを掴む手段」の2つの性質をもっています。それぞれに適合する座標系を理解しておく必要があります。
    ・・・
    Gf :やっと座標がでてきました。
    ・・・
    Ad :「客観的に対象運動を観察する手段」に適合する座標は3次元座標です。サッカーを例に考えてみましょう。
    ・・・
    Gf :今回は野球でなくてサッカーですか?
    ・・・
    Ad :野球でもよいのですが、フリーキックのあるサッカーが適当と思います。ペナルティーエリアの外、25メートルのフリーキックを想定しましょう。敵・味方の位置関係の判断基準になにを利用しますか?
    ・・・
    Gf :ゴールライン、サイドライン、ペナルティーエリアのライン、ゴールマウスなどです。
    ・・・
    Ad :はい、全てのラインが平行または直交しますね。これは我々が対象運動を観察するには3次元座標が利用しやすいことを示しています。
    ・・・
    Gf :俯瞰的な位置から対象群の位置関係、動作などを3次元座標で観察する訳ですね。
    ・・・
    Ad :はい、それで座標軸や座標面が重要になります。
    ・・・
    Gf :なるほど・・・
    ・・・
    Ad :フリーキックの続きです。日本代表がきれいにカーブをかけたゴールをTV観戦すると、ボール軌跡はある傾斜平面上で楕円曲線を描きますね。
    ・・・
    Gf :・・・・・ゴルフのスイングプレーンに関連した話?
    ・・・
    Ad :ええ、キッカーはボールを曲げるイメージでキックするでしょうが、ボール軌跡がのる傾斜平面は意識しないと思いません?
    ・・・
    Gf :・・・はい。ボールの曲げ幅と高さを考えるでしょうが、蹴る瞬間は傾斜平面を意識してないと思います。
    ・・・
    Ad :ここでの結論です。視覚情報は3次元座標系で処理されるため「立面、平面、傾斜平面は観察者として利用する概念装置である」です。
    ・・・
    Gf :・・・・・
    ・・・
    Ad :次は視覚と「個別座標」の関係です。「ゴルフ君」に質問ですが、自分の位置感覚が一番、安定するのは①広い運動場の真ん中、②広い体育館の真ん中、③机と椅子が配置された教室から選択すると・・・何番?
    ・・・
    Gf :・・・今回の内容を整理してから、次回までに考えておきます。

    <Dia(1)-02:視覚情報と座標(2)>
    Ad :前回、視覚の「客観的に対象運動を観察する手段」と「対象との間合いを掴む手段」の2つの性質のうち、前者では基準線・基準面を含めて3次元座標系が適合することをお話しました。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :それと「関連問題:自分の位置感覚が最も安定する場所」の答えですが、安定順に教室>体育館>運動場です。ヒトは視覚情報処理を(可能な場合は)3次元座標内で行うので、周辺に座標軸に対応可能な直線構造がある教室の位置感覚が安定します。
    ・・・
    Gf :そうすると、教室内の机・椅子はキチンと整列している必要がありますね。
    ・・・
    Ad :ここまでのポイントは「視覚情報は可能なかぎり3次元座標内で処理される」です。
    視覚を「対象との間合いを掴む手段」として利用する場合は、身体と対象間が視覚による間合い判定が可能な距離であることが必要条件になります。
    ・・・
    Gf :身体と対象との距離が変化することも考えられますが・・・・・
    ・・・
    Ad :その場合、対象と自己との距離変化を認識する能力が必要となります。第1章2項で述べた定点Aの運動軌跡イメージの難易度にも関連する事項です。
    ・・・
    Gf :視覚情報を3次元座標内で処理できない場合はないのですか?
    ・・・
    Ad :周囲に基準構造がない場合、対象が運動状態にある場合などですね。
    ・・・
    Gf :そういう場合はどうするのですか?
    ・・・
    Ad :自身で基準面を設定します。外後頭隆起を含む頭部垂直面が適当です。
    ・・・
    Gf :外後頭隆起は「個別座標」の原点でしたね。
    ・・・
    Ad :外後頭隆起を原点とする「個別座標」は「身体近くの対象運動の視覚認識」と「間合いの視覚認識」を意識した座標系です。
    ・・・
    Gf :・・・・・
    ・・・
    Ad :視覚の生理的特徴についても整理しておきましょう。「ゴルフ君」は視覚で周囲をカバーできる範囲はどれ位と思いますか?
    ・・・
    Gf :それは聞いた事があります。ヒトは周囲全体が見えてるつもりだけども網膜中心部に対応する狭い領域の識別しかできないんですよね?
    ・・・
    Ad :はい、視覚による2点識別ができる範囲は中心視野のわずかな領域です。われわれは集積された視覚情報を脳で処理して周囲全体が見えてるつもりになってます。
    ・・・
    Gf : ふむ^2
    ・・・
    Ad :話が前後しますが、対象物の「奥行き」は両眼視差(輻輳角)で認識します。基準面として頭部垂直面を想定すると感覚がより安定します。対象背景に3次元座標に対応可能な基準構造が存在する場合にも、頭部垂直面と基準構造は競合しません。
    ・・・
    Gf :「個別座標」に弱点はないのですか?
    ・・・
    Ad :生理学的な観点からの注意点が生じます。
    ・・・
    Gf :解説をお願いします。
    ・・・
    Ad :ゴルフスイングでは身体が回転運動しますが、ヒトが(何らかの)運動をする場合の姿勢調節反射回路のセンサーは両側内耳の三半規管です。第6章6項でも述べましたが身体運動時の三半規管の基本姿勢は水平維持です。運動時の頭部垂直面は常時、垂直姿勢に保つ必要があることを意味します。
    ・・・
    Gf :姿勢バランス、運動時の頭部姿勢や深部感覚に関連してくる訳ですね。
    ・・・
    Ad :ここでのポイントはスイング時に手首、肘、クラブ重心など重要部分の位置・姿勢を中心視野で視覚確認すると、多くの場合で頭部垂直面の垂直姿勢がキープできないことです。頭部垂直面の傾いた姿勢は動的なスイング姿勢ではなく静止安定姿勢をとるためスイング構築の障害になりかねません。
    スイング時に中心視野で確認可能な領域はボールとボール周囲の僅かな範囲です。
    ・・・
    Gf :スイング時の身体位置・姿勢の確認に視覚情報が使えないという事ですか?
    ・・・
    Ad :はい、クラブ重心、シャフト姿勢も含めて視覚確認はお奨めできません。
    ・・・
    Gf :・・・・では、どうすればよい?・・・・・
    ・・・
    Ad :外後頭隆起を原点とした極座標系と深部感覚を利用するシステムの構築が有用です。


    <Dia(1)-03:視覚情報と座標(3)>
    Ad :前回は視覚情報の性質と適合する座標系についてお話しました。
    ・・・
    Gf :観察するには3次元座標、「間合い」が詰まれば個別座標でしたね。
    ・・・
    Ad :身体の平衡バランスの観点で整理しておきましょう。
    ヒトの姿勢調節反射回路のセンサーは両側内耳の三半規管で水平姿勢の維持が基本です。頭部垂直面からみると垂直姿勢をキープする必要があります。
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :対象との距離が十分ある場合、頭部垂直面の垂直姿勢を保ちながら3次元座標内の対象運動を観察することが可能です。
    対象との「間合い」が詰まると頭部垂直面を基準にして対象の運動や「間合い」を個別座標で視覚判断することになります。
    対象との「間合い」がさらに詰まり視覚を利用すると頭部垂直面の垂直姿勢が保てない状況が今回のテーマです。
    ・・・
    Gf :視覚を利用すると頭部垂直面の姿勢が保てないとは・・・・・ゴルフスイングではどんな状況?
    ・・・
    Ad :インパクトをのぞくほぼ全て!  
    とくにテイクバック、トップ、ダウンスイングが重要です。
    ・・・
    Gf :本当に、ほぼ全てじゃないですか・・・・テイクバック、トップ、ダウンスイングで視覚を利用しないでスイング構築ができるんですか?
    ・・・
    Ad :・・・・視覚利用が不適当な状態を考えてみましょう。
    ・・・
    Gf :お願いします。
    ・・・
    Ad :スイング構築ドリルですが、①;テイクバック途中で右腰の高さで地面と目標方向ともに平行なクラブシャフトを(視覚)確認するドリル、②;クラブフェースの向きを意識したトップ姿勢のグリップ位置やシャフトの位置・姿勢を(視覚)確認するドリル・・・・・知っていますね?
    ・・・
    Gf :ゴルフ雑誌などで見たことがあります。
    ・・・
    Ad :「スイング技術のマーケット」の品揃えの必要性から、商品開発の過程で無理やりヒネリだしたドリル・・・と考えています。
    ・・・
    Gf :滅茶苦茶、言ってません?
    ・・・
    Ad :ドリル①、②ともスイング構築途中の「並アマ」には不適切で、少なくとも「スイング構築」に及ぼす悪影響を理解しておく必要があります。
    ・・・
    Gf :どういうことですか?
    ・・・
    Ad :片腕スイング(初めの一歩)でもお話しましたが、商品開発を担当するプロ・インストラクターはスイングのホームポジション(HP)を確立したグループです。ドリル①&②の悪影響を難なくクリアして自己の(HP)に帰還できますが、(HP)の不安定なスイング構築中の「並アマ」がドリル①&②の悪影響を適切に処理するのは相当な難問です。
    ・・・
    Gf :もう少し具体的にお願いします。
    ・・・
    Ad :シャフトの向く方向や傾きの評価、クラブフェースの向きの評価はともに3次元座標内での客観的な視覚評価ですよね?
    ・・・
    Gf :これまでの話からすれば・・・そうなりますかね~
    ・・・
    Ad :スイング作業を行いながら自分のスイングを客観的に評価するという、複雑な身体・精神状態が必要です。
    ・・・
    Gf :そんなに難しく考えなくてもよい気がするけれど・・・・
    ・・・
    Ad :さらにテイクバック姿勢やトップ姿勢を自己評価する場合、(鏡面像の利用も含めて)シャフト姿勢やグリップ位置に視線を移して「よい・悪い」を判断したくなりますよね?
    ・・・
    Gf :はい。
    ・・・
    Ad :この姿勢・位置の視覚確認が問題なのです。
    ・・・
    Gf :頭部垂直面の姿勢に関連する訳ですか?
    ・・・
    Ad :はい、視覚確認の多くの場面で頭部垂直面のポジションが変化し、垂直姿勢が保てません。姿勢調節反射の連続性が途切れることを意味します。
    ・・・
    Gf :頭部垂直面のポジションが変化しないように視覚確認することはできないんですか?・・・例えば、チラッとみるとか・・・
    ・・・
    Ad :視覚による対象認識は頭部垂直面に隣接する中心視野で行うことが原則です。かつて一度も行ったことがないであろう周辺視野での認識は・・・・・お奨めできません。
    ・・・
    Gf :・・・う~ん^2
    ・・・
    Ad :本来、一連のものであるスイング作業では三半規管をセンサーとする姿勢調節反射回路は常時、後続姿勢への対応が要求されます。スイング途中に何らかの視覚確認作業を組み込むことは頭部の姿勢変化をかいした姿勢調節反射回路の連続性を切ることを意味します。
    さらに視覚確認作業で頭部垂直面が大きく傾く場合は三半規管の水平姿勢が崩れ姿勢変化への対応力も減少しますから、クラブを伴った身体全体が静止安定姿勢へ向かいます。テイクバック姿勢やトップ姿勢そのものが作業目的になることを意味します。
    「並アマ」のスイングが一連のものでなく{アドレス~テイクバック}+{テイクバック~トップ}+{トップ~ダウンスイング}のようなツギハギ構成になる構造的な理由の一つです。
    ・・・
    Gf :・・・が~ん・・・ですね~
    ・・・
    Ad :視覚情報は有用ですがスイング時にゴルファーに与える影響を(とくに姿勢調節反射回路の)理解することが重要です。
    結論的には「並アマ」には画像的スイング構築や視覚情報によるスイング構築は危険をともなう・・・・・です。
    ・・・
    Gf :・・・・・われわれ「並アマ」はどうすりゃ~いいの?
    ・・・
    Ad :外後頭隆起を原点とする極座標系に深部感覚を利用したスイング構築をお奨めします・・・・・次回のテーマです。

    <Dia(1)-04:心象風景と極座標>
    Ad :前回は対象との「間合い」が詰まったときの視覚と平衡感覚の相互関係についてお話しました。
    ・・・
    Gf :過度の視覚依存は問題なんですね。画像情報の考え方を整理しなきゃ・・・・
    ・・・
    Ad :はい、視覚情報を利用できるのはインパクト前後のボール、ボール周辺、ヘッドの残像くらいと考えています。
    ・・・
    Gf :ふ~む
    ・・・
    Ad :「4軸構造」では視覚情報の利用は限定的ですが、「イメージ像」はあらゆる場面で利用しますので「画像は駄目!」というような誤解はしないでくださいね・・・念のため。
    ・・・
    Gf :どきっ!・・・(汗)
    ・・・
    Ad :「現象風景」と「心象風景」を区別するということです。
    ・・・
    Gf :また、悪い癖が・・・・訳のわからんことをイットル・・・・
    極座標はどうなっとんじゃ~
    ・・・
    Ad :冷静にお願いします。極座標を利用する背景を整理する必要があります。
    ・・・
    Gf :ふん~(鼻息)
    ・・・
    Ad :ところで空手などで使う「八方目」・・・・知ってますか?
    ・・・
    Gf :またまた、「突発性発単語症」ですかね・・・慣れてますからいいですけど。
    ・・・・・「岡目八目」の親戚でしょ。
    ・・・
    Ad :「岡目八目」は碁の言葉、「八方目」は武道で相手を含めた全体像を静かに像として把握するという・・・・・
    ・・・
    Gf :知ってます。振り回されてシャクにさわるから・・・ちょこっと仕返し。
    ・・・
    Ad :武道の試合では相手の攻撃に常時、対応できる準備が必要です。姿勢バランスの観点から三半規管の姿勢安定が望まれます。「八方目」は姿勢バランスに与える視覚の影響を最小限にする工夫といえます。
    ・・・
    Gf :どういう「仕掛け」ですか?
    ・・・
    Ad :「注視行動」では対象を(頭部垂直面近傍の)中心視野でとらえるよう反射的に頭部姿勢が調節されますから「三半規管の姿勢への影響」が必発します。「八方目」は相手を含めた全体像を静かに像として把握し注視行動の頭部姿勢への影響を回避する工夫です。
    ポイントは「注視行動は平衡バランスに影響する」です。
    ・・・
    Gf :え~、スイングでボールを見つめてはいけないと言うことになりません?
    ・・・
    Ad :はい、「ボールが見えるのは良いが、見つめてはいけない」です。
    ・・・
    Gf :・・・・・
    ・・・
    Ad :話を整理します。
    「八方目」は注視行動の平衡バランスへの影響を避ける一種の「心象風景」である。
    ・・・
    Gf :「現象風景」との違いは?
    ・・・
    Ad :意識的に見るのが「現象風景」、注視行動に関連しないのが「心象風景」
    「八方目」では「現象風景」と同じ「「心象風景」が見えていて相手のアクションに素直な対応が可能。
    ・・・
    Gf :ゴルフでは?
    ・・・
    Ad :「4軸構造の作業構成」は主要部分が「心象風景内のイメージ図」。
    ・・・
    Gf :・・・・現実離れしてますなぁ。
    ・・・
    Ad :現象との連絡窓口を用意してございます。
    ①左右の足首・内踝(くるぶし)起点の補助軸
    ②結果的に「見える」インパクト時のボール、ボール周辺、ヘッドの残像。
    ・・・
    Gf :・・・・目が点となって・・・・絶句する「ゴルフ君」であった・・・
    ・・・
    Ad :・・・そんなに見つめないで・・・心奪われると辛いから・・・・
    ・・・
    Gf :ふざけてるんかい!?
    ・・・
    Ad :先ほどの仕返しの仕返し。

    <Dia(1)-05:心象風景と極座標(2)>
    Ad :「スターウォーズ」っていう宇宙戦記映画を知ってますか?
    ・・・
    Gf :はい、はい、今度は映画評論ですね。「スターウォーズ」は見てますが、それが何か?
    ・・・
    Ad :若きルークが「ジェダイの騎士」になるために修行しますよね。
    ・・・
    Gf :オビ・ワンが師匠でしたね。 お話が「修行法のコメント」になるのですか?
    ・・・
    Ad :どうして分かる?
    ・・・
    Gf :あなたの考えそうなことです。 
    オビ・ワンがルークに「目で見るのではない、心でみるのじゃ~」という場面は「心象風景の活用に通じます」・・・となって
    ・・・
    Ad :・・・・どうして・・・分かる!?
    ・・・
    Gf :・・・・あなたの・・・考えそうなことです。
    「内なるフォースに目覚め、自由に羽ばたくのじゃ~」の場面が「心象風景を利用した身体コントロール法を習得し、最大能力を発揮する方法論」に展開していくのですか?
    ・・・
    Ad :・・・・・・
    ・・・
    Gf :・・・♪
    ・・・
    Ad :・・・・身体のある部分(例えば右内肘)を意識する場合、頭~首筋方向から直接的に感覚しますね。目を閉じてみると、その心象風景と意識・感覚が明らかになります。
    ・・・
    Gf :はい。目標点である右内肘は明確ですが、意識の基準点がはっきりしません。外後頭隆起を原点に設定することに関連しますか?
    ・・・
    Ad :ご明察! 意識の基準点は上部胸椎でも代用可能ですが、視覚と平衡感覚の情報処理と多関節連結構造としてのヒトの骨格を考えた場合「外後頭隆起」が適当です。
    ・・・
    Gf :「外後頭隆起」を意識の基準点として自分の身体各部を「心象風景」上で感覚・認識する訳ですね。
    ・・・
    Ad :はい。その場合の身体各部の位置・姿勢をコントロールする「仕掛け」が補助軸であり、圏域の設定であり、写像上での関心点群の取り扱いになります。
    ・・・
    Gf :なるほど~
    ・・・
    Ad :「4軸構造」では身体運動の制御に第2章2~5項、第6章8&10項で述べた理由で「位識点(シフト)」を利用します。骨の隆起部分の意識は視覚を介さない直接的な深部感覚ですから、一種の「心象風景内の作業」といえます。
    作業行程の詳細は「スイング構造」の項で述べますが、ゴルフスイングは「外後頭隆起」を原点(意識の基準点)とした極座標系での作業と捉えています。
    ・・・
    Gf :なるほど^2
    ・・・
    Ad :極座標系を利用する際のポイントです。
    ①身体内部の視覚情報ぬきの位置感覚には(試してみると分かりますが)縦・横の方向感覚がありません・・・・・3次元座標系が馴染まないことを示しています。
    ②インパクトではボールとボール周囲の視覚情報を組み込んで「頭部垂直面」を構成要素とする「個別座標」を利用します・・・・・現象との連絡窓口です。
    ③3次元座標上の画像情報は客観的な評価基準であることを理解し、スイング構築の方法論に流用しない注意が必要です。
    ・・・
    Gf :そうは言っても~ みんなの知ってる「ゴルフ書」に書いてある理論の取り扱いはどうなります?
    ・・・
    Ad :権威とか他人の根拠に乗っかるのは楽ですし、あなた自身がそれで良ければ結構ですよ。Admin はスイングを「自分で体感し納得した根拠」に基づいて構築し、自分が納得するための手段は「自分で体感すること」しかないと考えています。
    ・・・
    Gf :・・・しかし~・・・でも~・・・やっぱり~・・・そんな無茶な~
    ・・・
    Ad :・・「それでも地球は動く(Galileo)」
    ・・・
    Gf :・・・?・・・・!・・・・∬∞・・・
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2014年11月18日火曜日

初めの一歩(2)


  • File 119-7 <スイングレッスン>
    G:こんにちは、「ゴルフ君」です。今回のテーマは「スイングレッスン」です。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。・・・・・いよいよレッスン開始ですか?
    ・・・
    G:いえいえレッスンを開始するのではありません。
    ・・・
    19:でもテーマは「スイングレッスン」でしょ・・・
    ・・・
    G: Admin のオーダーは「スイングレッスン」を受ける際の基礎知識を整理することでした。
    ・・・
    19:・・・???・・・基礎知識といっても「ゴルフスクールの教科書」や「インストラクター」が系統的に教えてくれるんだから・・・それって必要?
    ・・・
    G: Admin は現在の「ゴルフスクール」や「インストラクター」のスイング指導の全てが適正とは考えていません。スイング構築中の生徒(一般の並アマ)には不適切な指導・考え方が相当数、放置されていると考えています。
    ・・・
    19:え~~~、もしそうなら困るじゃないですか。われわれ並アマとしてはどうすれば良い?
    ・・・
    G:望ましい行動パターンは確立されていて、みんな知ってると思いますよ。
    ・・・
    19:どういうことですか?
    ・・・
    G:「ゴルフスクール」を会社、「プロ・インストラクター」を開発・営業社員、「スイング技術の方法論」を商品、「並アマ生徒」を消費者にたとえるだけです。
    ・・・
    19:・・・もう少し説明してください。
    ・・・
    G:一般的な商品購入では商品の性能や使い勝手を吟味し、場合によっては会社の社会的位置づけや商品開発の背景を理解したうえで、商品利用のイメージを明確にしますね。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G: Admin は消費者(並アマ生徒)は利用目的(構築するスイングタイプ)を明確にし、商品(スイング技術の方法論)の性能表示を判断できる基礎知識をもつ賢い消費者になるべきと考えています。
    ・・・
    19:具体的なイメージがつかめません。
    ・・・
    G:それでは Admin が「並アマ生徒」にとって最悪と考えている「よく知られたドリル」を分析してみましょう。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G:「右腕スイング→左腕スイング→両腕スイング」のドリルは左右上腕の筋肉をバランスよく鍛え、ヘッドスピードをあげる・・・という能書きです。
    ・・・
    19:ふーん、そうなんですか?
    ・・・
    G:片腕スイング・両腕スイングを生理学的側面からみてみましょう。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G:クラブをスイングする場合、身体とクラブの運動バランスをとるために深部感覚神経系で姿勢調節反射回路が発動します。
    ・・・
    19:なにごともバランスは大切ですもんね。
    ・・・
    G:スイング練習では身体動作の学習が重要ですが、それとは別に安定した姿勢調節反射回路を確立する側面をもっています。
    ・・・
    19:スイングでふらついてはいけません。
    ・・・
    G:右腕スイング、左腕スイング、両腕スイングでは上肢筋肉の使用形態に類似点はありますが、(支点となる)関節などクラブ重心の支持様式は全く異なります。
    ・・・
    19:そういわれれば、そうかな~~
    ・・・
    G:全てをフルスイングするドリルは異なった3種類の姿勢調節反射回路を(ゴルファーに)要求すると・・・・・・思いませんか?
    ・・・
    19:・・・・・・・思います。
    ・・・
    G:商品開発を担当したのはプロ・コーチですので身体の使い方や姿勢調節反射回路が完成し、錐体外路フィールドでのスイングを確立した集団です。言い方をかえれば「スイングにホームポジション(HP)をもつグループ」といえます。片腕スイングを訓練として利用できる条件は上肢運動様式や姿勢調節反射をふくめた(HP)からの乖離距離を理解し、いつでも(HP)に帰還できる能力をもつことです。
    ・・・
    19:・・・そういう見方もあるんですね・・・
    ・・・
    G:片腕スイングは形態的に両腕スイングに類似しているぶん始末が悪く、自己の(HP)や姿勢調節反射回路が不安定な並アマには不適切なドリルです。
    ・・・
    19:・・・筋力アップと夢の飛距離は~~~~
    ・・・
    G:片腕スイングドリル以外の方法をお奨めします。片腕スイング以外にも並アマには不適切なドリルが散見されます。
    ・・・
    19:・・・どうして誰もいってくれないのかな~     JAROはなにやってんだ!
    ・・・
    G:JAROはゴルフレッスンフィールドに関与してないと思います。
    ・・・
    19:みんな、しらないのかな~~
    ・・・
    G:気づいてるヒトは大勢いますよ。 口にだす理由がないだけです。
    ・・・
    19:・・・・・・・・・
    ・・・
    G:・・・今回はこれでおしまい! 次回は「社会背景からみたスイングレッスン」を予定してます。

    File 119-8 <左の壁・右の軸>
    G :こんにちは、今回のテーマは「左の壁・右の軸」です。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。予告テーマと異なりますが・・・何かありました?
    ・・・
    G : Admin は「4軸構造の基盤」に関連する「壁・軸・座標の関係」を整理して「立ち位置」を明確にすることを選択しました。
    ・・・
    19:そうですか。なんか難しそうだな~~
    ・・・
    G :話が少しゴタゴタするかもしれませんが、しばらくの「ご辛抱」をお願いします。
    ・・・
    19:ふ~~~
    ・・・
    G :そもそも、壁とか軸の役目は何だと思いますか?
    ・・・
    19:「左の壁にぶつける」とか「右軸で回転する」とか言うから・・・「スイングを安定させる概念装置」の一種だと思います。
    ・・・
    G :具体的には、どう利用しますか?
    ・・・
    19:肘とかヘッド位置の姿勢制御の基準です。 Admin の考えは?
    ・・・
    G :関心点の位置を確定する座標の一種と考えています。
    ・・・
    19:壁も軸も同じ座標?
    ・・・
    G :壁は3次元座標、軸は極座標と考えています。
    ・・・
    19 :・・・・・・・・
    ・・・
    G :「左の壁にクラブをぶっつける作業」で考えてみましょう。当然、ヘッドが左壁を通過する位置を意識しますね。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G :一枚の垂直面は3次元座標を構成する3平面の一つとみなすことができます。便宜上、左の壁にY-Z 平面を対応させるとヘッドの通過点を(y, z) 点とする事が可能です。
    ・・・
    19:・・・・なんですか、訳わからん・・・それにY-Z 平面の原点は何処ですか?
    ・・・
    G :むむ、鋭い!・・・壁・平面(系)概念装置の最大の問題点が「原点設定」です。
    ・・・
    19:・・・・・・?
    ・・・
    G :突然、話がシフトして申し訳ないのですが、ここで「間合い」について触れておきます。
    ・・・
    19:・・ん、いかにも突然ですね・・・・・「間合い」は剣道などでいう・・・・
    ・・・
    G :剣道や格闘技でいう自分と相手との距離感の意味です。球技においても自分と対象との「間合い」は重要要素です。
    ・・・
    19:はい、はい、昔テニスを習った時の事なんですけど、苦手のバックハンドを克服できたのは自分とテニスボールとの距離感を掴んだときでした。
    ・・・
    G :ゴルフでは自分とボールとの「間合い」以外に肘、手首、クラブ重心、ヘッドなどとの「距離感」がスイングの質に影響すると考えています。
    ・・・
    19:なるほど、座標系としての性格をもつ壁・面を自分と関心点の「間合い」を計る概念装置として利用する・・・に繋がるのか
    ・・・
    G :御明察! 左の壁は移動するクラブヘッドなどの関心点と自分の距離感を確認する概念装置である。メデタシ、メデタシ・・・・・で済めばよいのですが、
    ・・・
    19:それでは済まないのですか?
    ・・・
    G :左の壁は正面の壁と平地面を伴って容易に3次元座標系に発展します。3次元座標の関連事項を検討しておく必要があります。
    ・・・
    19:はい、はい、お付き合いしますよ。それで・・・
    ・・・
    G :スイング時のクラブ重心軌跡は、本来は幾つかの曲線の繋がったものですが、一種の空間曲線を描きます。その空間曲線を3次元座標系で観察するわけ・・・
    ・・・
    19:はい、それで・・・
    ・・・
    G :ある適正条件のスイングでクラブ重心軌跡が斜傾平面上で平面曲線を描いたとき、この斜傾平面をスイングプレーンと呼ぶ!
    ・・・
    19:ちよっと、待って・・・スイングプレーンは定まった基準面ではないんですか?
    ・・・
    G : Admin はスイングプレーンを適正スイングの結果として出現する「面」と捉えています。利用法は「終了した1スイングを振り返り、そのスイングが適正であったか否かの判断基準」です。
    ・・・
    19:スイング作業そのものには役立たない・・・ということ?
    ・・・
    G :「イメージ上の役に立って欲しい感覚」は理解できますが、実際には大して役に立たないと考えています。
    ・・・
    19:理由は?
    ・・・
    G :スイングプレーンはゴルファーとクラブ重心の「間合い」を直接的に関連づける概念装置ではないからです。
    ・・・
    19:・・・・・
    ・・・
    G :3次元座標系ではプレーン上のクラブ重心位置は座標原点から算定されます。またゴルファーの位置も座標原点から算定されますからクラブ重心とゴルファーの「間合い」には座標原点が介在することになります。座標原点の明確な設置基準がないため原点位置が定まらず、結果としてゴルファーとクラブ重心の「間合い」が不安定になると考えています。
    ・・・
    19:原点を介在させない方法はないの?
    ・・・
    G :面・曲線を扱うことは座標上での検討が前提です。馴染みのある3次元座標系の利用が実際的であり、座標系の成立には原点設定が必須です。
    ・・・
    19:・・・・・・
    ・・・
    G :スイングプレーンについて補足します。空間曲線を扱う際の(数学分野の)基本的なテクニックに対象曲線を X-Y面、 Y-Z 面、Z-X 面に投射して曲線の性質を調べる方法がしられています。プレーン上のクラブ重心軌跡を3面に投射することで多面的にスイング軌道を分析する考え方が成立します。
    実際、この方法に関連したスイング理論も展開されているようです。投射面上のクラブ重心軌跡はスイング結果の詳細な評価を可能にしますが、プレーンをスイング作業に利用するための問題点(原点設定)を解決しないことが注意点です。
    ・・・
    19:・・・まだ続きます~?・・・
    ・・・
    G :もう少し我慢してください。
    「3次元座標内で補助概念装置として扱う「面」はスイング結果の評価には適しているが、実際のスイング作業には大して役立たない」が Admin の結論です。
    ・・・
    19:え~~じゃあ、左の壁はどうなるの?
    ・・・
    G :左の壁はスイングプレーンと性格を異にします。プレーンは(面上で)クラブ重心が平面曲線を描く領域ですが、左の壁はクラブ重心などの通過点の指標ですから複数の点で代用することが可能です。このことは軸の利用法と関連してきます。
    ・・・
    19:ふ~~頭の中、豆腐状態!
    ・・・
    G :お疲れのようです。話の続きは次回にしましょう。・・・ちょこっと予告です。Admin はスイング補助装置としての「面の弱点」を補うために「回転軸」が工夫されたと考えています。

    File 119-9<左の壁・右の軸(2)>
    G :こんにちは、今回のテーマは前回に引き続き「左の壁・右の軸」です。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。
    ・・・
    G :前回、「インパクト時の(クラブ重心など)関心点の位置指標として工夫された「左の壁」が3次元座標系を経由してスイングプレーンまで展開した」という考え方を提示しました。
    ・・・
    19:はい。「スイングプレーン」と「左の壁」では性格が異なるんでしたか?・・・
    ・・・
    G :3次元座標系をベースにした「スイングプレーン」はスイング結果の評価に適した概念であり、「左の壁」はゴルファーが主体的に関心点(クラブ重心など)の位置指標に利用できる概念装置であるとお話しました。
    ・・・
    19:でも、「左の壁」には弱点があるんでしたよね・・・
    ・・・
    G :はい。名称に弱点を持っています。
    ・・・
    19:・・・名称に・・・ですか?
    ・・・
    G :「壁」という言葉がもつ語感に問題があります。「壁」からどんなイメージをもちますか?
    ・・・
    19:どっしりとして動かない・・・ですか、
    ・・・
    G :「どっしり・不動」のイメージがスイング構成に悪影響を与えています。
    ・・・
    19:・・・・・・
    ・・・
    G :スイング構築途中の並アマがインパクトで「左の壁」を利用する場合を考えて見ましょう。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G :「左の壁」にクラブをぶつけようとして上手くいかない場合、身体を固めて肩から壁にぶるかるイメージが出てきそうでしょう?
    ・・・
    19:・・・・・あるかもしれません。
    ・・・
    G :この場合の上半身は固定され、身体は平行移動しますよね。
    ・・・
    19:・・・・はい。
    ・・・
    G :{上半身の「巧緻作業モード」破壊+左股関節は伸展して骨盤回転不良}状態が出現することになります。
    ・・・
    19:・・・そう、なるんです・・・・・か?
    ・・・
    G :スイングのもつ「動的な感覚」と壁の語感「どっしり・不動」が馴染まないと思いません?
    ・・・
    19:無理なこじ付けみたいですけど。
    ・・・
    G :では別の観点から・・・「左の壁」の位置に回転する「軸」を想定してみましょう。軸回転に連動して身体を回転するイメージがでてきませんか?
    ・・・
    19:身体の平行移動よりは回転するイメージですね。
    ・・・
    G :ご同慶の至り!
    ・・・
    19:でも壁と軸では異質ですね~~
    ・・・
    A : Admin も壁と軸とのギャップを埋める必要を感じました。
    「4軸構造」の軸は Major-Pole が足首の内踝(くるぶし)起点の、回転自由な補助軸が左右2本、Small-Pole が外踝起点の左右2本で計4本です。左足・内踝起点の Major-Pole-Left (MPL) で話を進めます。
    ・・・
    19:はい。
    ・・・
    G :話が「左の壁」に戻りますが、壁が立つ位置はどこですか?
    ・・・
    19:身体に近すぎず、遠すぎず・・・左足踵(かかと)付近ですかね。
    ・・・
    G :では左足の内踝を含む垂直面ということに・・・おまけしてください。それで壁面のどの位置を利用しますか?
    ・・・
    19:・・・ヘッドとかクラブ重心が通過する位置でしょ・・・
    ・・・
    G :その通り、必要なのは壁全面ではなくて壁面上の数点です。壁が内踝を含む垂直面とすれば内踝を原点とする極座標で表現できることを意味します。MPLは左踝起点の回転自由な補助軸ですから一種の極座標系とみなせます。「左の壁」を MPL に置き換えることが可能です。
    ・・・
    19:・・・ん~~~回転自由といっても MPL は垂直近くにイメージしたいですよね。ヘッドとかクラブ重心の壁通過位置から離れすぎませんか?
    ・・・
    G :その問題を解決する仕掛けが必要でした。
    ・・・
    19:どういう仕掛け?
    ・・・
    G :「1章:座標」で述べましたが、MPLを基準構造として圏を設定し、関心点群の位置関係を写像上で取り扱う概念上の仕掛けです。
    ・・・
    19:・・・・・なんか訳の分からんことを・・・・・いっとるな~
    ・・・
    G :・・・・・ここでのポイントは動的なスイング作業と感覚的に競合しにくい基準点の設定方法を回転軸が実現したことです。
    ・・・
    19:インパクトでは軸も固定されるんじゃないの?壁とかわらんかも・・・
    ・・・
    G :壁のイメージは「どっしり・不動」で変化しません。自由に回転する軸の静止が必要な場合は「0度回転する」と考えることで軸の性格を保つことが可能です。
    ・・・
    19:また、また、頭の中が・・・豆腐状態!
    ・・・
    G :Admin は壁・軸・座標に関連した考え方を整理しておくことが並アマにとっても効率的なスイング構築のポイントであると考えています。

    File 119-10<社会背景からみたスイングレッスン>
    G :こんにちは、今回のテーマは「社会背景からみたスイングレッスン」です。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。・・・今度はなにをタクラんどるんですか?
    ・・・
    G :「並アマ」が賢い消費者になるための「考え方」の整理です。
    ・・・
    19:・・・ちょっと話が戻るんですけど、「間合い」に関連して(ゴルファーの)身体の基準が気になって仕方ないんですが・・・
    ・・・
    G :別のコーナーでお話する予定ですが、結論的には「外後頭隆起」です。
    ・・・
    19:・・・・・分かりました。話を逸らしてすみません。今回は「ゴルフスクール」を会社、「スイングレッスン」を商品、「並アマ生徒」を消費者とみる考え方の続きでしたね。
    ・・・
    G :はい、スイングレッスンのフィールドを「マーケット」ととらえた現状分析です。
    ・・・
    19:お願いします。
    ・・・
    G :ゴルフは静止したボールを扱うため球技の中では特殊で、ごく普通の運動神経のアマチアでも楽しめます。「スイング技術の方法論」を商品とする「マーケット」が成立する理由です。
    ・・・
    19:「運動技術の方法論」がマーケットを形成するのはゴルフだけ?
    ・・・
    G :例えば「野球のマーケット」では一般人の多くは評論家ないし単なるファンとしてマーケットを形成しますが、実際に野球をプレーするのはプロとか甲子園を目指そうかという一種のエリート集団でしょ。
    ・・・
    19:そういえば、そうかも・・・
    ・・・
    G :ゴルフは一般人が比較的、取り組みやすい印象があって、「スイング技術」のマーケットには大勢のアマチアが参加していると思いませんか?
    ・・・
    19:そうかもしれませんね。 Admin は並アマに賢い消費者になることを薦めていますが、どういう理由で?
    ・・・
    G :現在の「マーケット」がキチンと整備されていないからです。
    ・・・
    19:・・・・・?
    ・・・
    G :商品としての「スイング技術の方法論」の品質を消費者庁は管理してませんし、「スイング技術の能書き」を JARO もチェックしていません。ある意味、やりたい放題・野放し状態といえるマーケットだからです。
    ・・・
    19:消費者庁も JARO もゴルフ以外の仕事があるだろうし、レッスンプロやインストラクターがキチンとやってるんでしょう。
    ・・・
    G :レッスンプロやインストラクターがどうこうではなく、「マーケット」が整備されるということは「独立した第3者機関に評価されるシステム」が必要であると言ってるんですが・・・
    ・・・
    19:・・・・・
    ・・・
    G :現状では消費者庁や JARO に期待するのは無理っぽいので、「並アマ」が「ゴルフスイング」の基本的な知識を身につけて「スイング技術」の質を評価できる「賢い消費者」になることが必要だと思います。「スイング技術」のマーケットから不適切な商品を駆逐することがマーケット全体の質を高め、生徒と先生、双方の幸せに繋がるのではないかと考えています。
    ・・・
    19:・・・結構、過激な発言してません?・・・
    ・・・
    G : Admin が「ゴルフのマーケット」から独立した第3者だから言えるのかもしれません。
    ・・・
    19:・・・・・大丈夫ですか?
    ・・・
    G : Admin は元気をもらえる魔法のサイトを知っています。
    ・・・
    19:・・ん・・・・・?
    ・・・
    G :「間違いだらけの宇宙論」・・・・・

初めの一歩



  • <手指の神経支配>
    G:はじめまして「ゴルフ君」です。Admin(管理人)の意識深層にいましたが、今回呼び出されて解説を担当することになりました。お相手を19 番さんにお願いしています。19 番さんのRoot は「コメント」のレギュラー119 番さんです。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。
    ・・・
    G:早速ですが、Admin がRoot さんに「手指の神経支配」に関してどんな話をしていたか、ご存知ですか?
    ・・・
    19:なんでも指の屈伸運動の訓練をすると、薬指(4指)が一番、鈍いんだけれど、どうしてか知ってる?・・・の類だったような
    ・・・
    G:Admin は薬指(4指)の運動訓練をRoot さんに薦めたとき、もっともらしく「手指の末梢神経支配は2,3指が正中神経、5指が尺骨神経支配だけれど、薬指(4指)は特別で中指側が正中神経、小指側は尺骨神経の2重支配になってるんだ。それで薬指は鈍感で他の指より動きにくいんだね。それを理解して神経を鋭敏に研ぎ澄ますべきです。」みたいな話だったと思います。
    ・・・
    19:薬指(4指)が鈍感だから鍛えるということ?
    ・・・
    G:Admin は当時、薬指を弱点だと考えていたようです。
    ・・・
    19:今は違うんですか?
    ・・・
    G:Root さんが「指の神経・・・」とコメントしたとき、何か思いついたようです。最近「スイングは rhythm, mode, chord 」と言ってますよ。
    ・・・
    19:リズム、メロディー、ハーモニィ-ににてますね。
    ・・・
    G:ずっと日本舞踊だったんですが、今度はmode, chord で jazz  かよ・・・という感じです。
    ・・・
    19:Root はAdmin さんのことをとんでもない「きまぐれ」といってます。1~2週まえの理論がひっくり返るのは当たり前、へたすりゃ3日前に言ったことをすっかり忘れて別理論のご高説を聞かされる・・・振り回されてかなわん・・・と文句をいうと、
    ・・・
    G:得意の呪文の登場ですね。
    ・・・
    G&19:・・・・・Gives up the commitment we can change at any time.
    ・・・・・
    G:話を本論にもどしましょう。「ゴルフ君の登場理由」と「指の神経支配とmode」について解説します。rhythm & chord についてはAdmin が別に解説する予定です。
    ・・・
    19:お願いします。
    ・・・
    G:Admin は「ゴルフ君」を上半身と下半身の回転モデルと考えています。今、装着しているスプリングでは「ゴルフ君」の姿勢は安定するのですが、Admin はもう少し柔らかいスプリングに換えて「この位の柔軟性が条件か・・・」と一人で納得してました。
    「ゴルフ君」の下半身を右回転し連続して左回転したときの上半身の運動状態に興味があったみたいで
    {下半身の右回転に遅れて上半身が右回転}→
    {下半身が左回転+上半身は右回転}→
    {上半身の左回転}
    の経過が認識できるスプリングの柔らかさがテーマのようでした。
    ・・・
    19:「ゴルフ君」の動きをスイングに対応させるわけですね。・・・スプリングの硬さとスイングの運動様式に関連があるのですか?
    ・・・
    G:Admin は下部胸椎群がスプリングに相当すると考えています。スイング時、上半身の回転と下半身の回転がズレルための必要条件を「下部胸椎群の柔らかさ」といってます。
    ・・・
    19:上部胸椎群と腰椎群の役割は?
    ・・・
    G:上部胸椎群は上半身作業を支える脊柱部分、腰椎群は骨盤回転運動を含めた下半身作業を支える脊柱部分。
    ・・・
    19:スプリングに相当する下部胸椎群の硬さというか柔軟性というか・・・何か規定する因子がある?
    ・・・
    G:Admin は{内肘、前腕、手指}の作業モードという概念を明確に意識しました。
    ヒトは上肢でいろんな作業をしますが「粗大筋力作業」と「巧緻(運動)作業」の2種類に大別できます。それぞれに対応して{内肘、前腕、手指}の機能状態を「粗大筋力モード」と「巧緻作業モード」にわけ、{内肘、前腕、手指}運動を「モードで制御する」ことを思いついたわけ・・・
    ・・・
    19:もう少し具体的にお願いします。
    ・・・
    G:Admin がめざしているシステムスイングの上肢作業から「粗大筋力モード」に関連する上肢運動を排除するためです。
    ・・・
    19:何故、排除するのですか?
    ・・・
    G:重量のある荷物を運ぶなどの「粗大筋力モード」時の下部脊柱骨群は作業荷重に対応するべく「カチッとした固定状態」に移行します。ゴルフスイングでは上半身と下半身が同時に回転することを意味します。「ゴルフ君」の連結スプリングが硬すぎる状態に相当し、上下板の柔らかな連動が期待できません。
    ・・・
    19:どんな上肢作業が「粗大筋力モード」に関連しますか?
    ・・・
    G:意図的な肘関節の屈曲・伸展運動、手首関節の固定(コックも含めて)など概して意識的な作業は危険だそうです。結果的にそうなる「受動姿勢」が「巧緻作業モード」キープのポイントといってます。
    ・・・
    19:スイング、たとえばテイクバックを「巧緻作業モード」で構成する方法は?
    ・・・
    G:これまでは外後頭隆起、隆椎、右肩甲骨棘三角など体幹にちかい特異点群の「位識点シフト」、右補助軸を利用した右内肘(右上腕骨内顆)の姿勢制御を通じて行っていました。
    ・・・
    19:手指の基準はないのですか?・・・・・もしかしたら薬指が関係するのか!
    ・・・
    G:御明察! 「巧緻作業モード」での(トップ位置などの)クラブ支持に薬指が利用できると考えたのですよ。
    ・・・
    19:な~るほど
    ・・・
    G:実際に脊柱を意識しながら指を屈曲してみると2,3,5指では下部胸椎近傍が緊張しますが、4指でははっきりしません。Admin は手指把持機能の弱点と考えていた薬指の隠された役割を理解したと興奮してました。もう少し詰める作業が必要でしょうけど・・・
    結論としては「薬指をクラブ保持の主体にすれば、巧緻作業モードを保つことが可能です。」・・・かな
    ・・・
    19:・・・・・考えてみます。有難うございました。

    File 119-5<作業モードからみた上半身運動>
    G:こんにちは「ゴルフ君」です。Admin に「作業モードからみた上半身運動」の解説をオーダーされました。今回も19番さんにお相手をお願いしています。
    ・・・
    19:・・・よろしくお願いします。
    ・・・
    G:前回は{内肘・前腕・手}を中心とした上半身の機能状態に「粗大筋力モード」と「巧緻作業モード」という概念を導入し、{内肘・前腕・手}運動を「モードで管理する」というお話をしました。今回は「作業モード」関連の補足です。
    ・・・
    19:・・・「初めの一歩」はAdmin さんと Root(119番)のダイアローグを通じた一種の回顧録としてスタートしたので・・・・・このテーマは「初めの一歩」の性格を変えませんか?
    ・・・
    G: はい。Admin は「初めの一歩」の方針を変更しました。
    ・・・
    19: どういう理由で?
    ・・・
    G: Root さんがキープしている key-words は「4軸構造の基本骨格」が固まる以前のものであり、ディスカッションできるテーマは残り少ないかも・・・と考えています。
    ・・・
    19:・・・・・・・・・
    ・・・
    G: Admin が{ゴルフスイング+ゴルフ環境}を リサーチフィールドの一種と考えているのはご存知ですよね。
    ・・・
    19:ええ、トップページに「夏休みの自由研究」云々の記載もありますし、
    ・・・
    G: Admin のリサーチ法は
    ・気になる点、引っかかる点を「疑問文の形式」に確定する
    ・「疑問文」に対応する key-word を設定する
    ・key-word に関連した仮説をたてる
    ・仮説の真偽を検証する
    の4ステップで構成されています。
    ・・・
    19:ふ~~ん
    ・・・
    G: Admin のスイング構造への初期アプローチは「スイングプレーンの設定基準」、「プレーン上のクラブ重心運動の認識法」、「対応する上肢運動の制御法」などの検討からスタートしました。
    ・・・
    19:へぇ~~
    ・・・
    G: Admin がスイング調整での「モグラたたき」ゲームで悪戦苦闘しながらも「ダメ仮説の駄目をつめる作業」を頑張っていた状況は
    ・「右補助軸」を自由に回転させる発想
    ・「位識点・位識点シフト」の概念設定
    を契機として変化しました。「4軸構造の基本骨格」に沿った検討へと方針が定まったのです。
    ・・・
    19:はぁ~~
    ・・・
    G: Root さんがキープしている key-word は「駄目を詰めた仮説関連の key-word 」の可能性が高いかと・・・
    ・・・
    19:ひぇ~~(汗)
    ・・・
    G:でも Root さんのコメントのおかげで「作業モード」の概念が成立しました。
    ところで Admin は「錐体外路&錐体路フィールド」からみたヒトの運動の仕分けを:近所の散歩
    で解説していますね。
    ・・・
    19:(今度は)ほぉ~~~!
    ・・・
    G: Admin は「作業モード」と「錐体外路&錐体路フィールド」の概念を「ゴルフ分野」の性格を分析するスケールに利用できると考えています。
    ・・・
    19:またまた訳のわからん事を・・・得意の「きまぐれ? or 妄想?」
    ・・・
    G:そこそこ、真面目・・・・「ゴルフ君」と19 番の対話形式で「ゴルフ分野」の考察を「初めの一歩」上で展開しようとしているのです。
    ・・・
    19:なんとなく分かったような、上手に騙されているような・・・何故、「ゴルフ君」にオーダーするのですか?
    ・・・
    G: Admin は自分の「結論を述べた後に事実を畳み掛ける傾向」のつよい文章が不評であることを理解し、その対処法を探っていました。
    ・・・
    19:「ゴルフ君」と19番の対話形式がその答えという訳ですか・・・・・ところで「作業モードからみた上半身運動」の解説はどうなりました?
    ・・・
    G:おっと、いけない。結論的には「少し深部感覚の訓練をして下部胸椎の状態を確認しながら、作業内容の性格を考察すると粗大筋力モードの関連作業は理解できる。巧緻作業モード関連の理解は段階的な訓練が必要である。」ですか・・・ちょっと期待はずれ?
    ・・・
    19:振り回されるのには慣れています・・・知らない?
    ・・・
    G: Admin に成り代りまして(誌面上ではありますが)お詫びいたします、とともに今後のご協力をお願いいたします。
    ・・・
    19:・・・考えてみます。有難うございました。

    File 119-6 <バットの重さ>
    G:こんにちは、「ゴルフ君」です。今回のテーマは「バットの重さ」です。
    ・・・
    19:よろしくお願いします。テーマは野球のバットですか?
    ・・・
    G:ええ野球のバットです。
    ・・・
    19:野球のバットとゴルフとどう関係するのですか? バット型素振り用クラブで筋力アップとか・・・
    ・・・
    G:「バットの重さ」は象徴的な表現ですが・・・筋力アップの方法論ではありません。
    ・・・
    19: Root  がよく Admin さんは解説ぬきで「単語」を発して意味不明のことをノタマウと言ってましたが・・・「ゴルフ君」も同類?
    ・・・
    G:・・・すみません。野球とゴルフの特質を分析しておこうという企画です。
    ・・・
    19:そうですか・・・次はなに?
    ・・・
    G:野球のバットは900g、ボールは150g、ゴルフのドライバーは300g、ボールは50gです。この重量差の背景というか意味合いについての考察です。
    ・・・
    19:単に使用道具の重さが違うというだけではないの?
    ・・・
    G:野球もゴルフもヒトが道具を使って球をうちますね
    ・・・
    19:はい
    ・・・
    G:Admin は「道具を使って球をうつ」という単純なゲームから派生したゴルフと野球の特徴を考察・比較した結果、スイングとバッティングでは根本的に作業構造が異なると考えています。
    ・・・
    19:・・・・・・
    ・・・
    G:ゴルフの基本は「50gのボールを目的地に正確に運ぶ」であり、野球の基本は「90度の許容範囲で150gのボールを遠くに飛ばす」である。
    ・・・
    19:うん
    ・・・
    G:システムスイング作業は主として「巧緻作業モード」依存であるが、バッティング作業には「粗大筋力モード」依存部が必要である。
    ・・・
    19:う~ん、論理的ギャップは・・・ないかぁ~~
    ・・・
    G:「巧緻作業モード」依存のシステムスイングは左右の2回転軸を利用できるが、「粗大筋力モード」依存部のバッティングは主として右回転軸利用になる。
    ・・・
    19:う~~ん
    ・・・
    G:1ランド36回の「巧緻作業モード」依存のスイングを反復可能なクラブ重量が300gに収束し、1打席(通常)10回以下のフルバッティングを許容するバット重量が900gに収束した。
    ・・・
    19:う~~~ん
    ・・・
    G:900gのバットでは「巧緻作業モード」依存のスイング作業は困難であるが、300gのクラブで「粗大筋力モード」依存のフルバッティングは可能である。
    ・・・
    19:うん、なんとなくわかります・・・・フルバッティング系統のスイングが注目点ということ?
    ・・・
    G:はい、フルバッティング系統のスイング(?)が「ハードヒット」に分類されていると考えています。
    ・・・
    19:何か問題があるのですか?
    ・・・
    G:ゴルフスイングのフィールドでスイングタイプの特質が明確に区分されていないことが問題です。スイング構築では目標スイングのタイプを明確に意識する必要があります。
    ・・・
    19:どうして?
    ・・・
    G:「粗大筋力モード」系のドリルを頑張りながら「巧緻作業モード」系のシステムスイングを目標にするという構図が成立するからです。クリアー不能の「モグラたたき」ゲームに向き合うことを意味します。
    ・・・
    19:・・・・・・
    ・・・
    G:「野球という球技」が小学校から大学、一般社会まで広く浸透していることに関連するかもしれません。
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    19:「野球」が日本の国民的スポーツであることに異論はありませんけど・・・
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    G: Admin は子供時代から程度の差はあれ「野球」に接してきたヒトの社会集団には画像をはじめ多様な「バッティング情報」が蓄積され、その結果、とくにスポーツ志向のヒトには「バッティング技術」が潜在していると考えています。
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    19:スイング構築時、「バッティング技術」を利用する傾向があるということ・・・?
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    G:はい、システムスイングを目標にする場合の基本的な注意点と考えています。
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    19: Root はAdmin さんを変り者だといってますが・・・・・分かる気がします。
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    G:結論は、「巧緻作業モード」関連動作と「粗大筋力モード」関連動作を明確に区分することが重要である・・・です。
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    19:・・・考えてみます。有難うございました。