- <Tea(3)-01:並アマのスイング理論>
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Ad:実効性のある「体系化された並アマ用スイング理論」の構築が超難問であることを<Tea(2)>でお話しました。
・・・
Gf:イメージ的には「並アマ用理論」よりも「プロ用理論」構築のほうが難しそうですけどね。
・・・
Ad:「理論の受け手(audience)の性質」が難易度に影響します。
・・・
Gf:・・・???・・・
・・・
Ad:簡単にいえば理論audience のスペクトラムが
「特別のゴルフの才能はなく、運動神経も体力も普通の並アマ」から
「才能と身体能力に少し恵まれたシングルグループ」を挟んで、
「才能と身体能力に恵まれたプロ」にまで分布するということです。
・・・
Gf:それは理解できます。
・・・
Ad:才能と身体能力のレベル別にaudience を 2 群に分類します。
・・・
Gf:<Tea(2)- 06>で話題になった、自力ではスイング骨格を構築しきれない並アマグループと曲がりなりでもスイング骨格を構築する能力を持つシングルグループですか?
・・・
Ad:はい。お話を進める上での重要事項の一つです。
・・・
Gf:他の重要事項は?
・・・
Ad:「スイングプログラム」、「解剖・運動生理」、「錐体路・錐体外路」は必須です。
・・・
Gf:解説してください。
・・・
Ad:では「スイングプログラム」から・・・
「4軸構造」本編ではゴルフスイングを3相7ブロックに分け、それぞれのブロックを「プログラム形式」で表現しています。
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Gf:「プログラム形式」とは、馴染みがなくて取っ付きにくいですね~
・・・
Ad:これまでに並アマのスイングに関連して、並アマが実行可能な、クラブシャフトとヘッドの物理的特性とヒトの解剖・運動生理に適合し「最小限の感性と筋力」で構築したスイング「イデアル」の概念を提示しました。
「プログラム形式」は「イデアル」を意識したスイング表現です。
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Gf:ふ~ん。
・・・
Ad:「4軸構造」では現在のスイング集合を種々のプログラムの集合、ゴルファー群を性能の異なるパソコン群に対比しています。
・・・
Gf:なるほど、ゴルファーというパソコン上でプログラムが走ってスイングが出力される・・・みたいな感じ?
・・・
Ad:そんな感じです。
・・・
Gf:audience の 2 群はパソコンの性能差に対応するわけか・・・
・・・
Ad:はい、パソコンの搭載 OS の性能差と考えるとよいかもしれません。
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Gf:それじゃ~並アマ・パソコンは通常能力の OS 上を基本的なプログラムを走らせ基本的なスイングを出力する・・・ってとこかな?
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Ad:イエス! それを「イデアル」と呼ぶ。
・・・
Gf:ではでは、シングル・パソコンは高性能 OS 上を高度なプログラムを走らせプロ的スイングを出力する・・・ってことですね。
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Ad:はい、シングル・パソコンは多少の欠陥をもつプログラムでも力ずくで走らせてしまったりするので・・・扱いにくいのですよ。
・・・
Gf:なんか、抽象的な話で掴みどころがなくなったような気がします。
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Ad: 具体的に要約すると、
「シングルグループは才能に乗ってプロ的スイングを力勝負で表現する傾向があるので普通の才能の並アマグループは(シングルグループの真似をしないで)無理のない基本的なスイングを目指しましょ」・・・・です。
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<Tea(3)- 02:並アマのスイング理論(2)>
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Gf:「並アマ用スイング理論」が難問である話からズレましたね。
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Ad:すみません
・・・・ゴルファーパソコンとスイングプログラムについてもう少し話を続けます。
・・・
Gf:はぁ~
・・・
Ad:ゴルファーをパソコンに例えた場合、シングルグループと並アマグループでは演算速度、Memory の容量には大差なくOS の機能に差があると考えています。
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Gf:説明してください。
・・・
Ad:演算速度はヒトの思考速度、Memory の容量はヒトの記憶容量であり、レベルが一桁も二桁も違うということは基本的に起こりえません。
・・・
Gf:OS 機能の差はどう成立しますか?
・・・
Ad:シングルグループの感性や才能は優れているが、並アマのそれは普通レベルであるのが理由・・・・ということですかね。
・・・
Gf:・・・
・・・
Ad:・・・♯・・・・♭・・・
突然ですが、最近のパソコンは「非常に、お利口ちゃん」です。
・・・
Gf:・・・・一世代まえと比べると高性能ですね。
・・・
Ad:ちょっとマニアックなプログラムでも入力すると(自分で)必要な環境整備をして、それなりに出力しちゃうじゃないですか。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:ゴルファーパソコンに入力するゴルフスイングの技術論として
①「上半身のネジレのエネルギーをクラブに伝える」
②「プレーン上のクラブヘッドの動きを意識すれば、身体の使い方が具体的になる」
を取りあげて話を進めましょう。
・・・
Gf:よく見かける技術論ですね。
・・・
Ad:感性と才能でパワーアップしたOS 搭載のシングルパソコンであれば、①&②の技術論を入力すれば「それなりのスイング」を出力することができるが・・・・
・・・
Gf:通常性能のOS を搭載した並アマパソコンは①&②の情報が適正処理できず「不安定なスイング」しか出力できない・・・・かな?
・・・
Ad:①&②の情報を並アマパソコンで適正に処理するには
①;解剖・生理に適合し、「上半身のネジレ」と身体運動全体の相互関係を明確にしたプログラムへの変更が必要。
②;少なくともクラブヘッド運動とクラブ重心運動の相互関係の解析をおこなう事、確実にプログラムを走らせるにはクラブの物理的特性(シャフトのタワミ等)を検討することが必要・・・・・と考えます。
・・・
Gf:う~ん、難解ですなぁ~
・・・
Ad:さらに並アマパソコンが出力する「スイング」の評価基準として「スイング標準形」が必要です。
・・・
Gf:・・・・「イデアル」ですね。
・・・
Ad:自力ではスイング骨格を構築しきれない普通の並アマが利用できる
「クラブの物理的特性と解剖・生理に適合し、最小限の感性と筋力で構築した実践使用に耐えられるスイング標準形(イデアル)のプログラム」が
「実効性のある並アマ用スイング理論」であると考えています。
・・・
Gf:プロやインストラクターが構築した巷の「スイング理論」には問題があるのですか?
・・・
Ad:理論audience をシングルグループに限定すれば許容範囲と考えます。
並アマを対象とした場合、「スイング構築の取り合えず問題」と「錐体路・錐体外路問題」をクリアーする必要があります。
・・・
Gf:またまた、訳のわからん事を言い始めたな~
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<Tea(3)- 03:並アマのスイング理論(3)>
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Ad:まずは「スイング構築の取り合えず問題」です。
・・・
Gf:そもそも問題の意味も分かり難いんですよね。
・・・
Ad:・・・・♪
「4軸構造」ではスイングを{ホーム・テイクバック・トップ∥ダウンスイング・インパクト∥フォロー・フィニッシュ}の3相7ブロックに分けています。
・・・
Gf:そうでした。
・・・
Ad:「ゴルフ君」は3相7ブロック中で、どの区画が重要だとおもいますか?
・・・
Gf:並アマが「イデアル」を目指すとすれば全区画が重要だと思ってましたが、そうじゃないんですか?
・・・
Ad:正論です。
質問を変えましょう。「ゴルフ君」は「イデアル」構築を目標にしているのだけれど、途半ばですよね。
・・・
Gf:えぇ~まぁ~ スイングは未完成ですね。
・・・
Ad:憎きライバルとのラウンドが月末に迫りました。 さぁ~どーする。
・・・
Gf:どうすると言っても・・・ラウンド当日にクラブヘッドにボールが当たらないでは話にならないので~「とりあえず、インパクト中心に練習します。」
・・・
Ad:「とりあえず問題」の構造が出現しました。
スイングの3相7ブロック中、実践ラウンドに最も影響するのは「インパクト」ですが、ラウンド予定などでゴルファーの状況が切羽詰ると総合的スイング構築作業が棚上げされて「とりあえず、インパクト調整」が選択されやすいといえます。
・・・
Gf:そうかもしれません。
でも、「とりあえず、インパクト調整」の効果は1ラウンドもたない事が多いんだなぁ~
・・・
Ad:並アマの「ゴルフ君」はそうかもしれませんが、「才能と身体能力に少し恵まれたシングルグループ(のゴルフ初心者)」ならどうでしょう?
・・・
Gf:・・・???・・・
・・・
Ad:予定ラウンドが来週に迫った時の「シングルグループ初心者」も「ゴルフ君」と同様、「とりあえず、インパクト中心の練習」をすると思いませんか?
・・・
Gf: はい。
・・・
Ad:「シングルグループ初心者」は自力でスイング骨格を構築する能力をもっています。雑誌やインストラクターの画像情報や技術情報とかを感性と才能でパワーアップしたシングルパソコンに入力すると「それなりのスイング」を出力しちゃう訳ですな。
・・・
Gf:初ラウンドでも100そこそこ、1年足らずで70台、言わばsuper A ですね。
・・・
Ad:一般論としてsuper A のような才能に恵まれた輩の相場は
「気まぐれで、わがまま」
「アマチアとしては有無を言わさぬ結果(score)」
「コツコツと理論を組み立てたスイング構築なんぞには無縁」
としたもんで・・・・
・・・
Gf:「4軸構造」の「イデアル」の類には興味を示さない・・・ということですか。
・・・
Ad:明らかな「super A」ならいいんですが、「並アマ」よりは優秀であるが「super A」にチョコット届かない「準super A」グループがありまして・・・・
「super A」と「準super A」とも「インパクト」を中心にしたスイングを構築し出力する訳です。
・・・
Gf:両者の違いは?
・・・
Ad:「super A」は「それなりのスイング」を出力するが「準super A」の出力スイングは「若干の欠点」をもつということかな。
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Gf:・・・・
・・・
Ad:「準super A」は自己のスイング欠陥を意識して、巷の理論を参考に完璧なスイングを目指します。
・・・
Gf:ありそうですね~
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Ad:採用する理論は「肩をまわす」、「肘を絞る」、「膝を送る」etc. のスイング構造の一部に注目した理論であることが多いと考えています。
・・・
Gf:そうかもしれません。
・・・
Ad:「上半身のネジレのエネルギーを効率良くクラブに伝える」ことができないと感じている「準super A」が「肩をまわす」を採用し、上半身のネジレのエネルギーをクラブに伝えることができたと思えた瞬間、
「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」というスイング理論が成立します。
・・・
Gf:ん~、ちょっと分かり難いな~~
・・・
Ad:「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」というスイング理論の成立過程を考察しましょう。
「準super A」のスイング欠陥を補正する過程で確定した理論であるため、本来は「準super A」にとって有効な理論です。展開すると「準super A のスイングに類似するスイング状態を持ったゴルファーのための各論である」となります。
・・・
Gf:へぇ~ そういう観点ですか~
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Ad:かくして「準super A」のヒラメキに基づく多数の「スイング各論」が「スイング理論集合」を満たし、「並アマグループ」は「スイング各論」に振り回され途方に暮れるのであった。
・・・
Gf:・・・「準super A」ではなくスイング構造に欠陥のない「super A」に理論構築してもらえばよいじゃないですか?
・・・
Ad:それは卓越した妙案!・・・・に思えますが~
「錐体路・錐体外路問題」という高いハードルが横たわっています。
・・・
<Tea(3)- 04:並アマのスイング理論(4)>
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Ad:次は「錐体路・錐体外路問題」です。
・・・
Gf:・・・・その前に、「スイング理論」という言葉の意味が微妙になってきました。
・・・
Ad:・・・・「スイング理論」の意味について考えてみましょう。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:「理論」を辞書で引くと
「個々の現象を法則的、統一的に説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系」
とありますから
「スイング理論」は「スイングという現象を法則的・・・・・・知識の体系」という意味になります。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:「スイングという現象」の解釈です。
「4軸構造」ではスイングを{ホーム・テイクバック・トップ∥ダウンスイング・インパクト∥フォロー・フィニッシュ}に分けていますから、この3相7ブロックが「スイングという現象」の構成要素です。
{パワー・感性・時の運}などは構成要素には含まれません。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:「法則的、統一的に説明」の解釈です。
①シャフトのタワミ・ネジレに代表されるクラブの物理的特性
②四肢骨格、関節機能などの解剖学的な身体構造
③視覚、平衡感覚、深部感覚などの生理学的な身体構造
①~③の理解に基づくスイング構築と考えています。
・・・
Gf:ふ~~
・・・
Ad:「筋道を立てて組み立てられた知識の体系」の単語を若干、変換して
「ホーム~フィニッシュの順序で組み立てられたスイングプログラムの体系」と捉えます。
・・・
Gf:どこかで聞いたことがあるような・・・
・・・
Ad:「4軸構造」ではクラブの物理的特性と解剖・生理に適合し、最小限の感性と筋力で構築した実践使用に耐えられるスイング標準形を「イデアル」と呼んでいます。
「イデアル」は前述の「スイング理論」の条件をクリアーすると考えています。
・・・
Gf:・・・・・
・・・
Ad:「スイング理論」の意味について補足です。
一般的に「ある理論」は、ある個人が理論概要と必要性を理解し、実践して初めて意味を持ちます。
・・・
Gf:・・・そうですね。
・・・
Ad:「4軸構造」のスイング標準形「イデアル」ですが・・・・
ある「並アマ」が「スイング理論集合」の問題点と「イデアル」の必要性を理解したとき、「並アマ」のスイング構築に対して「イデアル」が意味をもちます。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:「それなりのスイング」を表現できる「super A」には「イデアル」は不要です。
「若干の欠点をもつスイング」を表現する「準super A」に対する「イデアル」の意味の考察には注意を要します。
・・・
Gf:・・・・
・・・
Ad:「準super A」が「若干の欠点をもつスイング」を表現する作業に限れば「イデアル」は不要です。
「スイングの欠点」の修正作業そのものにも「イデアル」は不要ですが、(修正作業の)スイング構造への影響を分析する必要があります。
・・・
Gf:ややこしいですね。
・・・
Ad:前回のスイング理論各論の「肩をまわして上半身のエネルギーをクラブに伝える」サンプルで話を進めます。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:スイングの修正作業は、「準super A」が感性と才能で出力したスイング行程の「肩をまわす」部分を強調する作業と考えられます。
この強調作業では、(その程度は別として)スイング全体への影響が必発します。
・・・
Gf:理由は?
・・・
Ad:四肢骨格は「多関節連結構造(第6章10項)」であるため、「肩をまわす」作業を限定的に強調することは不可能です。
・・・
Gf:はぁ~
・・・
Ad:かくして「準super A」は感性と才能に依存する基本スイングを「肩をまわす」作業を強調した修正スイングに変更するため、「感性と才能」を再び動員することになるのであった。
・・・
Gf:「感性と才能」が限定された「並アマ」には無理な作業ですね。
・・・
Ad:自力でスイング骨格を構築することが難しい「並アマ」はスイング理論各論に取り組むよりは、時間とエネルギーが必要かもしれませんが「イデアル」を勉強することが望ましいと考えます。
・・・
Gf:「準super A」のスイングはどうなりますか?
・・・
Ad:「準super A」の基準スイングが正確に体系化されてない場合、スイング毎に「感性と才能」を2重に動員する必要がありますから時間経過とともにスイング構造が微妙に歪んでくると思います。
結果として種々のレベルの「モグラたたき」ゲームで奮闘することになるかも・・・・
・・・
Gf:どうすれば良い?
・・・
Ad:「準super A」グループも基準スイングとしての「イデアル」を勉強することが望ましいと考えます。
・・・
Gf:「super A」はどうすべきですか?
・・・
Ad:「感性と才能」を駆使してより高度なレベルのスイングを目指すことが妥当と考えます。
・・・
Gf:「super A」は「並アマ」の先生になれますか?
・・・
Ad:難しいと思います。
・・・
Gf:何故?
・・・
Ad:「super A」と「並アマ」の間には「錐体路・錐体外路問題」という高いハードルが横たわっています。
・・・
<Tea(3)- 05:並アマのスイング理論(5)>
・・・
Ad:次は「錐体路・錐体外路問題」ですが、その前に「スイング構築」の意味を整理しておきましょう。
・・・
Gf:はぁ~
・・・
Ad:「構築」は「組み立てて築くこと」と辞書にありますから、「スイング構築」は「スイングを組み立てて築くこと」となります。
・・・
Gf:言葉の意味どおりですね。
・・・
Ad:「4軸構造」ではスイングを3相7ブロックに分割し、それぞれをプログラム形式で表現しています。この点から「スイング構築」を「3相7ブロックのスイングプログラムを順序どおり連結すること」と捉えています。
・・・
Gf:はぁ~
・・・
Ad:さらに「連結されたプログラム群」は多関節連結構造の性質をもつと考えています。
・・・
Gf:・・・???・・・
・・・
Ad:1ブロックのプログラムを独立に調整することが不可能であるということです。
・・・
Gf:「とりあえずのインパクト調整」と関連しますか?
・・・
Ad:前にも触れましたが、「インパクト」を限定的に微調整することは不可能です。
「インパクトの調整」は連動して{ダウンスイング→トップ→テイクバック→ホーム}に影響を及ぼし、各ブロックのスイング構造を変化させてしまいます。
・・・
Gf:・・・・
・・・
Ad:われわれ並アマは「とりあえずインパクト調整」と「スイング構築」を明確に区別する必要があります。「とりあえずインパクト調整」は「悪魔のささやき」に近いフレーズです。
・・・
Gf:「悪魔のささやき」ですかぁ~
・・・
Ad:理論的裏づけのある標準スイング(「4軸構造」ではイデアル)の構築は並アマに大変な時間とエネルギーを要求します。
・・・
Gf:これまでの話からすると、そうかもしれませんね~
・・・
Ad:切羽詰った並アマが採用する「とりあえずのインパクト練習」は「目先のラウンド」を何とか処理したうえ、本格的なスイング構築にモラトリアムを出してしまうんですな。
・・・
Gf:う~ん
・・・
Ad:かくして並アマの練習は「とりあえずのインパクト練習」を反復し、限定された感性と能力でコジツケタ「インパクト」を再現する「勘」を磨く作業となり・・・
・・・
Gf:・・・その日の調子の{良い・悪い}間で揺れ動き、出口のない「もぐら叩き」ゲームに翻弄されることになる。
・・・
Ad:正解!
・・・
Gf:・・・・♯・・・♭・・・・
「とりあえずインパクト練習」はsuper A や準super A にとっても「悪魔のささやき」なんですか?
・・・
Ad:super A にとっては「小鳥のさえずり」、準super A にとっては・・・やはり「悪魔のささやき」。
・・・
Gf:どう違う?
・・・
Ad:自力でスイング骨格を構築する能力をもち、欠陥のない「それなりのスイング」ができる感性と才能に恵まれたsuper A にとっては「標準スイング(イデアル)」、「とりあえずインパクト」、「スイング理論」、「スイング構築法」などは意味をなしません。
・・・
Gf:???
・・・
Ad:super A にとってゴルフスイングは 「それなりのスイング」の一種類なんですな。
スイング理論を必要とすることがないので「イデアル」にも「スイングプログラム」にも興味がないし、それらを理解することもない訳ですよ。
・・・
Gf:super A が並アマの先生になるのが難しい理由ですね。
・・・
Ad:イエス、super A は「それなりのスイング」が錐体路フィールドの関与が少ないまま錐体外路フィールドに確定しちゃうので、錐体路フィールドでスイングを構築する並アマの指導は無理だと思います。
・・・
Gf:・・・・あの超天才野球選手のバッティング指導が
「飛んできたボールをですね、こうバーンと打つんですよ・・・バーンと」
であった・・・と同じ構図なんですかね?
・・・
Ad:はい、指導の受け手側が「天才は、やはり天才である」とのみ納得できる構図です。
・・・
Gf:準super A の場合はどうなんですか?
・・・
Ad:もう少し複雑なので分析が必要です。
・・・
<Tea(3)- 06:並アマのスイング理論(6)>
・・・
Gf:super A が並アマの先生として不適当である雰囲気は分かりました。
・・・・先生としては「準super A 」が適当ということですか?
・・・
Ad:スイング総論を理解する条件でそう思います。
・・・
Gf:解説してください。
・・・
Ad:super A と「準super A」 を対比しながら考察しましょう。
・・・
Gf:・・・・
・・・
Ad: super A と「準super A」 の一般的な性格は
super A・・・・・「きまぐれ、わがまま」
準super A・・・・「エー格好し~、プライドが高い」
・・・
Gf:本当ですか?
・・・
Ad:イメージによる独断です。スイングを比較すると
super A・・・・・欠陥のない「それなりのスイング」
準super A・・・・若干の欠陥をもつが、ほぼ「それなりのスイング」
・・・
Gf:そうでした。
・・・
Ad:この2項目を踏まえて「準super A」のゴルフスイング・フィールドでの思考& 行動パターンをシミュレーションしてみましょう。
標準的な「準super A」を Mr. B として話を進めます。
・・・
Gf:ちょっと面白そう。
・・・
Ad: super A とMr. B の意識の相互関係はどうなります?
・・・
Gf:super A はMr. B を取り立てて意識しないけれど、Mr. B はsuper A を意識してしまいそうですね。
・・・
Ad:super A の興味の中心は(自分の)ゴルフのレベルアップなんですね。
Mr. B はsuper A と同レベルと思いたいが、頭の片隅でsuper A に敵わないことを知っている。プライドが邪魔をして素直に認めることができない・・・・ってとこかな。
・・・
Gf:Mr. B はスイング欠陥を補正してsuper A との差を埋める努力をしますよね。
・・・
Ad:サンプルとしてMr. B が「テイクバックの右腰が僅かにスウェイするモヤモヤした感じ」をもつ場合の修正作業を見てみましょう。
・・・
Gf:はい。
・・・
Ad:テイクバックの下半身作業のポイントを「イデアル」からみると
①右股関節位置固定型骨盤右回転運動
②骨盤右回転の駆動装置としての仙腸関節 &{腰椎群+仙骨}
に集約されます。
注意点として①に関連して骨盤右回転のエンドポイントまで右股関節を支える右下肢の位置・姿勢が変化しないこと、②に関連して{右外側仙骨稜、第5腰椎右横突起、第1腰椎右横突起}の位置関係が骨盤右回転のエンドポイントを規定することが挙げられます。
・・・
Gf:本編の第4章2項に記述されてますね。
・・・
Ad:「テイクバックの右腰がスウェイする」原因としては
①球関節である右股関節の屈曲型関節機能が発現し「右足で休め」に近い身体状態になる。
②骨盤右回転のエンドポイントを規定する{右外側仙骨稜、第5腰椎右横突起、第1腰椎右横突起}の位置関係が不安定である。
が考えられます。
①は初心者~並アマのミスパターンですから「準super A」である Mr. B の欠陥は②の可能性が高いといえます。
・・・
Gf:はぁ~
・・・
Ad:Mr. B が補正法として「右膝外側を位置固定して両肩をシッカリ右回転」を選択したとすると、
他人には骨盤右回転のエンドポイントが決まったテイクバックにみえますが、Mr. B のモヤモヤ感の解決には至らないんですな。
・・・
Gf:何故?
・・・
Ad:Mr. B の補正法は骨盤右回転の駆動を上半身の肩回転で行い、骨盤右回転のエンドポイントを右膝外側で決める作業構造になるからです。
骨盤右回転とエンドポイント設定の核心は{腰椎群+仙骨}機能であり、Mr. B がモヤモヤ感を払拭するためには骨盤右回転と{腰椎群+仙骨}機能の相互関係を理解する必要があります。
・・・
Gf:「イデアル」で骨盤右回転と{腰椎群+仙骨}機能を勉強するって事ですね。
・・・
Ad:ではありますが・・・はたしてMr. B のプライドが許すであろうか? それが問題!
・・・
Gf:・・・???・・・
・・・
Ad:Mr. B は「ほぼ、それなりのスイング」を出力できる感性と才能を持ち、自分を super A と同類であると信じたいゴルファーですよ。やっぱ、感性と才能を動員して力勝負のスイングを表現しそうだと・・・・思いませんか?
・・・
Gf:う~~ん
・・・
Ad:力勝負の Mr. B が取り扱うスイング理論は並アマには不向きな各論である可能性が高いと考えます。
・・・
Gf:まったく駄目?
・・・
Ad:Mr. B が利用する理論は Mr. B のスイング状態をもつゴルファーのための各論であると前にお話しました。少し詰めると「ほぼ、それなりのスイング」を出力できる(Mr. B と同程度の)感性と才能という条件が出てきます。
持ち合わせている感性と才能のレベルから並アマには不向きなスイング各論である・・・となります。
・・・
Gf:う~~ん
・・・
Ad:Mr. B が「イデアルを基準にしてスイング状態を理解する」という文脈を獲得できれば並アマのよき助言者となり得るでしょうね。
・・・
Gf:・・・・ところで Mr. B にとっても「とりあえずインパクトが悪魔の囁き」という話はどうなりました?
・・・
Ad:そうでした・・・・次回の話題ということで
2015年1月13日火曜日
tea party-3
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