- <Tea(1)-01:スポーツと運動神経レベル>
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Ad :本日のお茶の銘は「スポーツと運動神経レベル」です。
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Gf :同じテーマが「近所の散歩(supplement)」にありましたね。
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Ad :「近所の散歩」は理屈っぽく不評でした。対話形式に組みなおせば、少しは読みやすくなるのではないかと・・・
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Gf :そうですね~ 「近所の散歩」を読むには、ある種の決心が必要ですね。
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Ad :・・・・・お茶にしましょか
「ゴルフ君」はプロスポーツの世界で一流の条件は何だと思いますか?
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Gf :野球は一軍、相撲は幕内、ゴルフはシード選手と言ったところ・・・そのフィールドで日本のトップ100が目安ですか。
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Ad :一般的なエリートの条件は集団の上位5%(1/20)といわれますが、背景人口を考慮するとプロスポーツの世界はエリート中のエリート、(1/20)^2 では追いつきません。
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Gf :エリート中のエリート中のエリート、(1/20)^3 くらいかな
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Ad :イメージ的には(1/20)^3で高校野球の甲子園レベル、ゴルフならばシングルくらいという所です。根拠は無いけど(1/20)^5でプロ候補?
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Gf :われわれ並アマゴルファーはどれ位の位置づけなんでしょうね。
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Ad :まあ、大したことはないでしょ。少しは運動できるということで(2/5)の上位40%でいいとこかな?
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Gf :並アマとプロレベルにはとんでもない落差がありそうですね。
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Ad :同感。
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Gf :プロの技術は並アマの憧れですが、並アマには到達できない領域なんですかね。
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Ad :われわれ並アマはトッププロのパーフォーマンスに憧れ、できればプロレベルに近づきたいと願いますね。
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Gf :はい。少しでも上の技術を目指して、それなりに努力します。
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Ad :並アマの気持ちとしては
「99%の努力と1%の才能」という幻想を信じて頑張る。
「子供の頃に始めていれば、今頃はプロになっていたかも・・・」と自分を慰める。
などがありそうでしょ。
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Gf :はい、いかにもアリソウです。
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Ad :文脈が
「99%の努力が開花するには1%の才能が必要である」
「子供の頃に始めれば早期に(淘汰され)方向転換できた」
を経由して
「自分が納得できる努力をする」
「自分の可能なパーフォーマンスを遂行する」
に収束することも・・・
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Gf :はい。 いかにもアリソウで、並アマとして健全と思います。
<Tea(1)-02:無心のスイングと煩悩のスイング>
Ad :本日の銘は「無心のスイングと煩悩のスイング」です。
早速ですが「無心のスイング」とは?
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Gf :言葉の意味からすると「雑念のないスイング」ということになるんですかね。
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Ad :われわれ並アマは「無心のスイング」に到達できるか?
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Gf :う~ん、到達したいはヤマヤマなれど、チョット難しいかも。
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Ad :完璧に習得することはできなくても、「短時間のニアミス」くらいはありますよ。
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Gf :そうでしょうかねぇ~~
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Ad :「無心のスイング」は「武芸でいう名人・達人の境地」に近いものであって、運動神経の分類からみると「錐体外路フィールド」に属します。
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Gf :はぁ~
・・・
Ad :「無心のスイング」は並アマが常時、駆使する技術としてはハードルが高いか・・・という感じですかね。
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Gf :はぁ~
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Ad :スコアを考えない淡々としたラウンドでは「無心のスイング」近くをウロツイテ、結果的に良いスコアがでることがあります。
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Gf :はい。
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Ad :でも「こんなもんか・・・」くらいの感情しかおこらず、充実感や達成感に乏しいキライがありますね。
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Gf :並アマには「無心のスイング」はあまり面白くないのかも。
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Ad :・・・・・♯・・・・・♭・・・・・・
ところで突然ですが、「人は感情に振り回される!」
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Gf :ホントに突然で・・・
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Ad :煩悩多き並アマゴルファーは
「ライバルに一打、勝つぞ」と考えながら、上がり3ホールで「パー、ボギー、ボギーでも90が切れる」と計算しながら、ラウンドするのが自然だと思いませんか?
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Gf :「次回はうまくやろう」というオチが付くかもしれませんけど。
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Ad :煩悩多き並アマでも、上がり3ホールのプレッシャーに耐え、最終パットをシッカリ打てたラウンドはハッピーですよね。並アマには「無心のスイング」より「煩悩のスイング」が似合いそうでしょ。
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Gf :「無心のスイング」は憧憬の対象に留め置くべきかもしれません。
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Ad :実践ラウンドでは 「煩悩のスイング」を受け入れるとしますか・・・でも闇雲に受け入れてしまうと「ゴルフ」が悲惨になります。
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Gf :・・・???・・・
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Ad :「煩悩」をコントロールすることを考えましょう。
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Gf :はぁ~
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Ad :「煩悩」とは「あれこれグチャグチャと考え悩むこと」であり「複雑な思考・並列思考」と特徴づけられます。
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Gf :はぁ~
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Ad :「複雑な思考・並列思考」はもちろん、「無心でスイングしよう」と思うこと自体も大脳皮質で考えることである。
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Gf :そうですね。
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Ad :大脳皮質での思考作業は「錐体外路フィールドのスイング」を「錐体路フィールド」に引き戻し、筋肉群の収縮リズムと連続性を破壊・分断する危険がある。
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Gf :そうなりますか。
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Ad :この点を踏まえれば、「錐体路フィールドのスイング」の思考を筋肉群の収縮リズムと連続性を破壊・分断しない「短い単純な直列思考」で占有すれば・・・
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Gf :「煩悩のスイング」を「錐体外路フィールドのスイング」に近づけることができる訳ですね。
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Ad :はい。実戦ではスイング間で局面の戦術を考え、予定スイングを明確に立案し、スイング時には位識点シフトをペースメーカーにしたスイングプログラムをトレースすることになります。
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Gf :「煩悩のスイング」とは「スイング」間の煩悩であって「スイング」時には煩悩を断ち切って「スイング」に専心することが重要みたいですね。
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Ad :常識的な線に落ち着きました。
<Tea(1)-03:錐体路と錐体外路>
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Ad :本日の銘は「錐体路と錐体外路」です。
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Gf :言葉に馴染みが薄いし、イメージが掴み難いですね。
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Ad :ヒトの運動神経は古典的には大脳皮質が支配する「錐体路系」と脳幹投射の「錐体外路系」に分かれます。
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Gf :「大脳(皮質)支配」は良いとして「脳幹投射」はなんですか~?
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Ad :「右前腕屈曲作業」をサンプルに「錐体路」と「錐体外路」の相違点を整理しましょう。
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Gf :はい。
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Ad :「右前腕屈曲現象」には意識的な屈曲と意識しない屈曲があります。
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Gf :・・・・・
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Ad :椅子に腰掛けた状態で右前腕を屈曲する場合、頭(脳)で「右前腕を屈曲しよう」と考え(脳から)神経を通じて対応筋肉群に「屈曲命令」が伝達されます。
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Gf :はい。
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Ad :この「右前腕屈曲現象」は大脳皮質が支配する錐体路系の作業に分類できます。
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Gf :はぁ~
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Ad :ドライバーで素振りをする場合、トップでもフィニッシュでも「右前腕屈曲現象」が出現しますが「右前腕を屈曲する意識」はありません。
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Gf :この場合の「右前腕屈曲現象」は大脳皮質が関与しない「脳幹投射」の錐体外路フィールドに属す訳ですね。
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Ad :はい。重要なことは同一の「右前腕屈曲現象」でも動作状況によって帰属が錐体路フィールドと錐体外路フィールド間で変化し得ることです。
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Gf :ふ~む
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Ad :この点を踏まえて並アマの「スイング構築」を考察してみましょう。前準備として「筋肉収縮のスピードとリズム」を整理しておきましょう。
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Gf :なんですか? それは。
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Ad :並アマの「スイング考察」のための基礎知識というか・・・理論武装というか・・・
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Gf :解説してください。
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Ad :「指の屈曲速度、前腕の屈曲速度、膝関節の屈曲速度は同じである」が重要な事実です。
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Gf :筋肉の収縮速度は筋肉の大小に拘らないと言うことですか?
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Ad :はい。正確には「筋肉束の最速収縮速度は筋肉量に影響されない」です。
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Gf :イメージ的には指の収縮速度はゆっくりなんですが・・・
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Ad :筋肉の収縮現象は筋の最小単位であるアクチンとミオシンと呼ばれるフィラメント構造が相互間に滑り込むことでおこります。その滑り込み現象に要する時間を(t) とした場合、(t)の値は生理的に決まっています。
全ての筋肉束はフィラメント構造の集合ですから最速収縮速度は筋肉の大小に拘らず一定である・・・ということです。
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Gf :そう言われてみれば・・・そうかなぁ~
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Ad :ゴルフスイングを含めてヒトの身体運動のスピードやリズムは比較的、単純な(t)の関数で表せます。
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Gf :比較的、単純とは?
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Ad :(t) の整数倍、式で表せば{n(t)│n= 1,2,3,4~}となりますかね。
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Gf :関数式n(t)はスイング構築で、どう利用するのですか?
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Ad :その前にチョット寄り道・・・「韻律」って知ってます?
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Gf :またまた~、「突発性発単語症」が始まった。
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Ad :言語学における「韻律」とは、発話において現れる音声学的性質であり、具体的には抑揚、音調、強勢、リズムなどが含まれます。
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Gf :言語がリズムを持つということ?
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Ad :はい。ある1文節は「文節固有のリズム」を持っていますが、名詞などの単語にも語感からくる「固有のリズム」があると考えます。
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Gf :文節や単語がリズムをもつことがゴルフスイングにどう関連するのですか?
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Ad :スイングや身体運動のリズムを (t)の関数{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現する考え方を提示しましたよね。
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Gf :文節や単語のリズムと{n(t)│n= 1,2,3,4~}が関連する局面があるのですか?
・・・
Ad :はい。われわれ煩悩多き並アマは{n(t)│n= 1,2,3,4~}に協調できるリズムをもつ文節・単語で「スイング時の思考」を構成しようという戦略です。
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Gf :話が「本日の銘柄」からずれちゃったかも・・・
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Ad :・・・♯・・・♭・・・・・
<Tea(1)-04:運動リズムと言語リズム>
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Ad :前回の要点は
「スイングリズムは{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現できる」
「文節や単語は固有の言語リズムをもつ」・・・でした。
・・・
Gf :はい。
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Ad :運動リズムと言語リズムの関係を「右前腕屈曲現象」で考察しましょう。
・・・
Gf :お願いします。
・・・
Ad :では問題・・・・「右前腕屈曲作業」に最適な「掛け声」はなに?
・・・
Gf :・・・・???
・・・
Ad :問題の形式を変えましょう。
「曲げる」、「気合だ」、「ゆっくり」の3つの言葉のうちで「右前腕屈曲作業」に最適な「掛け声」はどれ?
・・・
Gf :実際に試してみると
「曲げる」・・・・屈曲作業の力は適正です。
「気合だ」・・・・屈曲作業の力が強くなります。
「ゆっくり」・・・・屈曲作業の力が弱くなります。
・・・
Ad :「右前腕屈曲作業」の「掛け声」としては「曲げる」が適当のようです。
「掛け声」は作業の質に影響しますが、「文節」は作業を破壊する危険性をもちます。
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Gf :どういう事ですか?
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Ad :例えば「ゆっくり曲げる」という文節は「右前腕屈曲作業」に同期しません。通常、「ゆっくり」が前振りになり「曲げる」が「右前腕屈曲」に同期します。
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Gf :「運動」に同期する言語リズムは「単語レベル」に限定されるということ?
・・・
Ad :はい。「構文レベル」はもちろんですが「文節レベル」の言語リズムでも「運動行程」に同期しません。
「ゆっくり曲げる」、「なにも考えない」、「きちんと振ろう」、「無心でスイング」、「バーディーとるぞ」等々、すべてアウトです。
・・・
Gf :ふ~む
・・・
Ad :ところで、スイングとスイングの間に「欲と下心と後悔」を織り交ぜた「煩悩のゴルフ」がわれわれ並アマのゴルフでしたね。
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Gf :えぇ~、不本意ながら。
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Ad :われわれ並アマの「煩悩のゴルフ」ではスイング時に「雑念」を払いのけるには相当の困難を伴うと思いませんか?
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Gf :油断するとスイング時の思考も「欲と下心と後悔」で満たされそうです。
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Ad :そこで、スイング時の思考を「スイングリズムを破壊しない単語列で占有する」という戦略をたてました。戦略構築のキーワードは「ゆっくりスイング」です。
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Gf :「ゆっくりスイング」とは・・・ごく普通ですね。
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Ad :普通の事に「真実」が隠れているかもしれません・・・・背景を読み込む必要がありますが・・・・
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Gf :「ゆっくりスイング」の背景?
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Ad :第7章(スイングテンポ)でも述べましたが、「ゆっくりしたスイング」は「作業行程が細分化されたスイング」です。
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Gf :はい。
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Ad :細分化された行程は一つ一つが独立した筋肉作業ですから、各行程の作業リズムを {n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現することが可能です。
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Gf :ということは細分化された作業自体は「ゆっくり」ではないということですね。ともすれば筋肉作業そのものが「ゆっくり」と錯覚しそうです。
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Ad :「ゆっくりスイング」の意味が明らかになってきました。
作業行程が細分化されたゴルフスイングを観察すると「ゆっくりしたスイングに見える」と言う意味であり、いわばスイング評価の観点からの言葉である。
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Gf :傾斜平面や立面上のスイング画像と同じ性質ですね。
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Ad :あつかう画像が現象風景という点も共通しています。
主体的なスイング作業の掛け声として「ゆっくりスイング」は不適当です。スイングに際しては「細分化された作業行程を正確にトレース」する意識がポイントです。
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Gf :では練習場などで聞く「ゆっくり振って!」に類する指導や掛け声は~
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Ad :「無意味」、場合によっては「有害」と考えます。「文節」や「言葉」は使用される状況に応じてニュアンスが変化しますから、「文節リズム」や「言葉リズム」も変化し得るものです。スイングリズムが言語リズムに振り回される危険性があります。
名詞では「言葉リズム」が比較的、安定していますからスイング時の「思考」や「掛け声」には「直列した名詞群」が良いかもしれません。
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Gf :{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現されるスイングリズムに同期させることができますか?
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Ad :「位識点シフト(第6章8項)」の利用をお奨めします。
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Gf :理由は?
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Ad :「位識点」は骨の隆起部分ですから名詞です。「位識点シフト」は「直列した名詞群」の一種といえます。
「位識点シフト」は体幹作業の一種と見做せます。体幹作業は筋肉収縮の結果ですから作業リズムは{n(t)│n= 1,2,3,4~}で表現されます。
われわれ並アマのスイング時の思考を「スイングリズムを破壊しない単語列で占有する」ことが可能です。
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Gf :はぁ~ 上手く丸め込まれた様な・・・気がします。
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2015年1月7日水曜日
tea party-1
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